特許
J-GLOBAL ID:200903048769543692

包装容器及び当該包装容器に用いられる包装用ラミネートフィルム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 北村 修
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-219903
公開番号(公開出願番号):特開平8-085580
出願日: 1994年09月14日
公開日(公表日): 1996年04月02日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 電子レンジ等で加熱処理を行う際、予め、容器内部空間を容器外に開口させる作業を必要とせず、しかも、蒸気放出用通気路が流通過程で万一開口しても、雑菌等が容器内に侵入しない包装容器の提供。【構成】 ラミネートフィルム1の合成樹脂層1A,1Bのうち、熱融着不能な合成樹脂層1A,1B間の一部に、容器本体Aの開口周縁部分aとの熱融着箇所Pを横断する状態で非接着部分nを形成し、この非接着部分nに対応する容器内部空間S側の合成樹脂層1Bには、非接着部分nと容器内部空間Sとを連通接続する連通口3を形成して、非接着部分nと連通口3とで容器内部空間Sから容器外に通じる通気路4を構成するとともに、非接着部分nを形成する合成樹脂層1A,1B部分間の一部を、容器内部空間Sの内気圧が一定以上となった時にその内気圧で剥離開口可能な粘着層6をもって気密状態に閉止してある。
請求項(抜粋):
接合された複数の合成樹脂層(1A,1B)のうち、少なくとも隣接する一組の合成樹脂層(1A,1B)が互いに熱融着不能な合成樹脂材料から構成されているラミネートフィルム(1)を、耐熱性合成樹脂製の容器本体(A)の開口周縁部分(a)に気密状態で、かつ、一定以上の力で剥離可能に熱融着してある包装容器であって、前記ラミネートフィルム(1)の合成樹脂層(1A,1B)のうち、熱融着不能な合成樹脂層(1A,1B)間の一部に、前記容器本体(A)の開口周縁部分(a)との熱融着箇所(P)を横断する状態で非接着部分(n)を形成し、この非接着部分(n)に対応する容器内部空間(S)側の合成樹脂層(1B)には、前記非接着部分(n)と前記容器内部空間(S)とを連通接続する連通口(3)を形成して、前記非接着部分(n)と前記連通口(3)とで容器内部空間(S)から容器外に通じる通気路(4)を構成するとともに、前記非接着部分(n)を形成する合成樹脂層(1A,1B)部分間の一部を、容器内部空間(S)の内気圧が一定以上となった時にその内気圧で剥離開口可能な粘着層(6)をもって気密状態に閉止してある包装容器。
IPC (4件):
B65D 81/34 ,  B65D 51/16 ,  B65D 77/20 ,  B65D 81/26

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