特許
J-GLOBAL ID:200903048772017896

光配向性高分子及びこれより形成された配向膜並びに該配向膜を具備した液晶表示素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 八田 幹雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-087778
公開番号(公開出願番号):特開平10-333155
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1998年12月18日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 主鎖及び側鎖に光により反応する基をそれぞれ導入した光配向性高分子及びこれから形成された配向膜並びにこの配向膜を備えた液晶表示素子を提供する。【解決手段】 光配向性高分子は式(1)で表されるポリイミドを含み、光による配向性能が抜群であり、熱や衝撃などにも極めて安定である。(式(1)のR1 及びR4 はそれぞれ式(2)及び式(3)で表わされるベンゾフェノン成分で、A1 〜A8 は水素、C1 〜C10アルキル基、芳香族など、R2 は置換基Xを有するC6 〜C30の芳香族炭化水素基、X1 はCOO-又はCCO-、R3 はE-F-CH2 、Eは(CH2 )m でmは1〜10、Fは置換基Xを有するC6 〜C30の芳香族炭化水素基、X2 は水素、ハロゲン原子、置換基XはC1 〜C10のアルキル基、芳香族、n1 は10〜50である。)
請求項(抜粋):
構造式1で示されるポリイミドを含むことを特徴とする光配向性高分子:<構造式1>【化1】ただし、式中、R<SB>1 </SB>は下記の構造式のベンゾフェノン成分であり、【化2】R<SB>4 </SB>は下記の構造式のベンゾフェノン成分であり、【化3】ここで、式中、A<SB>1 </SB>、A<SB>2 </SB>、A<SB>3 </SB>、A<SB>4 </SB>、A<SB>5 </SB>、A<SB>6 </SB>、A<SB>7 </SB>及びA<SB>8 </SB>は、相互独立的に選択され、水素、C<SB>1 </SB>〜C<SB>10</SB>アルキル基、芳香族、非置換もしくは置換されたアミノ基、ハロゲン原子、ハライド、ヒドロキシ基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基、チオール基及びカルボキシル基からなる群より選択され、R<SB>2 </SB>は非置換された、あるいは少なくとも一つの置換基Xを有するC<SB>6 </SB>〜C<SB>30</SB>の芳香族炭化水素基、非置換された、あるいは少なくとも一つの置換基Xを有するC<SB>3 </SB>〜C<SB>10</SB>の脂肪族炭化水素基からなる群より選択され、X<SB>1 </SB>はCOO-またはCCO-であり、R<SB>3 </SB>はE<SB> </SB>-F-CH<SB>2</SB>であり、Eは(CH<SB>2 </SB>)<SB>m </SB>であり、(ここで、mは1乃至10の数)、Fは非置換された、あるいは少なくとも一つの置換基Xを有するC<SB>6 </SB>〜C<SB>30</SB>の芳香族炭化水素基、非置換された、あるいは少なくとも一つの置換基Xを有するC<SB>3 </SB>〜C<SB>20</SB>の脂環式炭化水素基および非置換された、あるいは少なくとも一つの置換基Xを有するC<SB>3 </SB>〜C<SB>20</SB>の脂肪族炭化水素基からなる群より選択され、X<SB>2 </SB>は水素、ハロゲン原子、ハライド、シアノ基、チオシアノ基、非置換もしくは置換されたアミノ基、ヒドロキシ基、ニトロ基及びC<SB>1 </SB>〜C<SB>10</SB>のアルキル基からなる群より選択され、前記置換基XはC<SB>1 </SB>〜C<SB>10</SB>のアルキル基、芳香族、非置換もしくは置換されたアミノ基、ハロゲン原子、ハライド、ヒドロキシ基、ニトロ基、シアノ基、チオシアノ基、チオール基及びカルボキシル基からなる群より選択され、n<SB>1 </SB>は10ないし50の整数である。
IPC (3件):
G02F 1/1337 525 ,  C08G 73/10 ,  C08L 79/08
FI (3件):
G02F 1/1337 525 ,  C08G 73/10 ,  C08L 79/08 Z

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