特許
J-GLOBAL ID:200903048778711212
エコーサプレッサ回路
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
佐藤 隆久
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-328674
公開番号(公開出願番号):特開平8-186525
出願日: 1994年12月28日
公開日(公表日): 1996年07月16日
要約:
【要約】【目的】 頭切れ現象を生じないエコーサプレッサ回路を提供する。【構成】 LPC分析回路10,20は入力される音声データを線型予測符号化する。LPC算出回路12,18はLPC分析回路10,20の符号化結果に基づいて、LPCケプストラムL1kj ,L2kを生成し、LPCケプストラムL1kj の最新のn個はリングバッファ14に記憶される。自乗距離計算回路16は、LPCケプストラムL1kj ,L2kの自乗和Sj を算出する。通信回線にエコーが生じている場合、自乗和Sj は閾値以下となる。この場合、自乗距離計算回路16は受信側の音声データが送信側の音声データのエコーであると判断し、減衰回路22を制御して通信回線から受信側への音声データに対する減衰量を大きくし、通信回線から受信側に音声データが漏れないようにする。
請求項(抜粋):
通信回線において所定の方向に伝送される時間領域の第1の音声データを、周波数領域の第1の周波数データに順次、変換する第1の周波数データ生成回路と、前記第1の周波数データを、最新のものから所定数、記憶する周波数データ記憶回路と、前記通信回線において、前記所定の方向に対して反対方向に伝送され、所定のフレームに含まれる時間領域の第2の音声データを、周波数領域の第2の周波数データに順次、変換する第2の周波数データ生成回路と、前記周波数データ記憶回路に記憶されている前記第1の周波数データそれぞれと、前記第2の周波数データとの類似性を識別する類似性識別回路と、前記類似性識別回路が類似性を識別している間、前記第2の音声データの減衰量を大きくする減衰回路とを有するエコーサプレッサ回路。
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