特許
J-GLOBAL ID:200903048779232148

紡機用リングおよびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 進藤 純一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-067704
公開番号(公開出願番号):特開2002-088595
出願日: 2001年03月09日
公開日(公表日): 2002年03月27日
要約:
【要約】【課題】 リングフランジ部の精度および耐摩耗性を向上させることができ、リングフランジ部に微振動が生じてトラベラおよびリングフランジ部が異常摩耗して寿命が短縮したり、糸切れが多発して生産性が低下するという問題を生ずることがなく、衝撃によりリングフランジ部が外れることがない紡機用リングおよびその製造方法を提供する。【解決手段】 トラベラを滑走させるための軌道となるリングフランジ部101を内側フランジ103と外側フランジ106とに分割し、内側フランジ101を鋼板からプレス加工により連続的に形成し、外側フランジ106をリングネック部109および取り付け部102と共に切削加工により一体に形成し、内側フランジ103と外側フランジ106とを焼き嵌め、接着等の固着手段により一体的に嵌合・固着することにより、上部にリングフランジ部101を有する紡機用リング100を形成する。
請求項(抜粋):
トラベラを摺接状態にて走行させるリングフランジ部を備えた紡機用リングであって、上記リングフランジ部が、内側フランジと外側フランジとで構成され、上記内側フランジは、ドーナツ状板ブランクの内周部が外周側に折り返されて、その折り返された状態の内周側にトラベラの脚部と摺接するトラベラ走行面が形成されるとともに、外周側に上記外側フランジと嵌まり合う嵌合部が形成された構成を有し、上記外側フランジは、ネック部を介してリングレール又はリングホルダーに取り付けられる取り付け部と一体に形成されて、内周側に上記内側フランジと嵌まり合う嵌合部を備えるとともに、外周側にトラベラの脚部と係合する係合部を備え、上記内側フランジと上記外側フランジとが、それぞれの嵌合部において嵌まり合い、固着手段により一体化されたことを特徴とする紡機用リング。
Fターム (4件):
4L056AA02 ,  4L056BD48 ,  4L056FA01 ,  4L056FA17

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