特許
J-GLOBAL ID:200903048792227862

移動物体の数値解析方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小島 俊郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-133548
公開番号(公開出願番号):特開2000-322466
出願日: 1999年05月14日
公開日(公表日): 2000年11月24日
要約:
【要約】【課題】計算の負荷の少ない簡単な方法で時間的に位置が移動する物体を含むシミュレーションを、移動する物体の境界をぼやけさせることなく実行する。【解決手段】離散化したある時点で移動物体21の先端が位置Aにあり、時間間隔を変えなければ離散化した次の時点で移動物体21の先端が位置Bまで動く場合、次の時点で移動物体21の先端が先端セル24aの境界である位置Cまで動くように時間間隔を減らし、離散化した時間の1単位時間間隔内に移動する物体21の先端と後端がセル23の境界を越えて移動することがないように時間の離散化幅を調整して、時間的に位置が移動する物体21を含むシミュレーションにおいて、移動物体21の先端と後端が含まれているセル23を容易に把握する。
請求項(抜粋):
計算対象中に移動する物体を含み、計算対象空間をセルに分割して離散化し、かつ時間を離散化して過渡現象を解析する移動物体の数値解析方法において、移動物体の先端と後端を仮移動し、仮移動した先端と後端がセルの境界を超えているときに、仮移動した移動物体の先端が後端より先にセル境界を超えたかどうかを判定し、仮移動した移動物体の先端がセル境界を超え、後端がセル境界を超えていないとき又は仮移動した移動物体の先端が後端より先にセル境界を超えているときは、移動物体の先端がセル境界に達する時間を算出し、離散時間の本来の時間間隔の代わりに算出した時間を離散時間の時間間隔とし、本来の時間間隔と算出した時間の差を残時間間隔として記憶し、移動物体の先端と後端の仮移動を破棄して算出した時間による離散時間の時間間隔分だけ移動物体の先端と後端を移動し、次ぎの離散時間として残時間間隔を選択し、仮移動した移動物体の先端がセルの境界を超えていなく、仮移動したの後端がセルの境界を超えているとき又は仮移動した先端と後端がセル境界を超えていて後端が先端より先にセル境界を超えているときは、移動物体の後端がセル境界に達する時間を算出し、離散時間の本来の時間間隔の代わりに算出した時間を離散時間の時間間隔とし、本来の時間間隔と算出した時間の差を残時間間隔として記憶し、移動物体の先端と後端の仮移動を破棄して算出した時間による離散時間の時間間隔分だけ移動物体の先端と後端を移動し、次ぎの離散時間として残時間間隔を選択することを特徴とする移動物体の数値解析方法。
IPC (2件):
G06F 17/50 ,  G06F 17/13
FI (2件):
G06F 15/60 612 H ,  G06F 15/328
Fターム (6件):
5B046AA07 ,  5B046DA02 ,  5B046JA07 ,  5B056AA06 ,  5B056BB02 ,  5B056BB95

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