特許
J-GLOBAL ID:200903048796170571

積層鋼帯Vベルトの構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-048745
公開番号(公開出願番号):特開2000-205341
出願日: 1999年01月19日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】 (修正有)【課 題】 従来のゴム製などのものと比較して桁違いの高伝導力、長寿命且つ経済的な自動車、船舶、各種機械等の回転伝導や無段変速機に使用できるVベルトの実用化を課題とする。【解決手段】 高張力鋼帯の高張力を利用して高出力に対応し、薄厚化に依ってゴム製以上の柔軟性と長寿命を実現し、これを捲き付けて積層した環体6を結束板や一体成型によって結束し、且つ側面を機械加工して積層鋼帯Vベルトを製造する。
請求項(抜粋):
(イ)等幅または捲いて積層すると断面がVベルト状になる薄い鋼帯1の中央部に、円状または楕円状等の穴2を等間隔に設け、必要な厚さに捲いて断面が長方形または図2のような台形の環体6を形成する。(ロ)積層して捲く事によって生ずる渦巻き状の貫通孔4に、図5,6のような形状の薄い積層結束板5を、その側面8が貫通孔4即ち図1の穴2の直線部3と接し且つ摺動可能に取り付けるか、図8,9に示したように内外面と貫通孔4をゴム、ウレタンなどの弾性体で一体に成型して環体6の解けを防止し形状を維持する。(ハ)積層結束板5に依る場合は止穴9に薄い鋼帯やワイヤーなどを通すなど、積層結束板5を公知の脱落防止手段で曲折可能状に固定する。(ニ)環体6の両側面を研摩などの機械加工により、Vベルト形状に加工して精密な伝導接触面を形成する。以上のように構成された積層鋼帯Vベルトの構造。
IPC (2件):
F16G 5/00 ,  B21D 53/14
FI (2件):
F16G 5/00 Z ,  B21D 53/14

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