特許
J-GLOBAL ID:200903048797458730

無励磁作動形電磁連結装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斎藤 春弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-147855
公開番号(公開出願番号):特開2002-340034
出願日: 2001年05月17日
公開日(公表日): 2002年11月27日
要約:
【要約】【課題】 永久磁石の磁束で作動し、コイルの励磁によって永久磁石の磁束を相殺して作動を解除する無励磁作動形電磁連結装置は、永久磁石が露出しているため、駆動トルク又はブレーキトルクの伝達作用を受ける機器の磁性壁を通じて永久磁石からの磁束が漏洩し、駆動トルク又はブレーキトルクの伝達作用に寄与する有効磁束が減少する。この有効磁束は漏洩磁束の量によって変動し、駆動トルク又はブレーキトルクの伝達作用が不安定となることを防止する。【解決手段】 無励磁作動形電磁連結装置を構成する永久磁石を、リング状永久磁石32を用い、その平行する各面を異なる極性に着磁し、一方の磁極面をボス24の環状部24cの内側に接合し、他方の磁極面はポールロータ33の側面に接合し、当該ポールロータ33の外周縁部をコイルボビン28の外周に固定されるシェル31の突出部31a内周面に空隙G3を介して対向させる配置とし、外部に露出しないようにした。
請求項(抜粋):
被動軸と、前記被動軸に対し、当該被動軸の周方向の相対位置が変位自在に支持されるアーマチュア支持体と、前記被動軸に支持され、当該被動軸と一体的に回転し、軸方向に延びる筒状部及び前記アーマチュア支持体の位置する方向とは反対方向の端部から径方向に延びる環状部を有するボスと、前記アーマチュア支持体と前記ボスとの間に位置し、前記被動軸に支持され、当該被動軸と一体的に回転するロータと、前記アーマチュア支持体に対し、前記ロータの位置する方向とは反対方向に復帰力を有するばねを介して固定されたアーマチュアと、前記ボスの軸方向に延びる筒状部を囲むように配置され固定部材によって支持される励磁コイルと、前記励磁コイルの円周方向の外周面に対向して固定され、磁性体で形成されるシェルと、前記励磁コイルの無励磁時に、前記アーマチュアを前記ロータに吸着するための吸着力を付与する永久磁石と、を備え、前記励磁コイルの励磁によって生じる磁束で前記永久磁石から発生する磁束を相殺するようにした無励磁作動形電磁連結装置において、磁気回路の一部を形成し、当該ポールロータの外周面が前記シェルの内周面に空隙を有して対向するポールロータを備えると共に、前記永久磁石を、その着磁方向を軸方向とし、前記ボスの径方向に延びる環状部の内側面と前記ポールロータ間に挟着・固定するようにしたことを特徴とする無励磁作動形電磁連結装置。
IPC (3件):
F16D 27/06 ,  F16D 55/00 ,  F16D 65/27
FI (3件):
F16D 27/06 ,  F16D 55/00 B ,  F16D 65/27
Fターム (12件):
3J058AA47 ,  3J058AA53 ,  3J058AA58 ,  3J058AA78 ,  3J058AA88 ,  3J058BA64 ,  3J058BA67 ,  3J058CC13 ,  3J058CC14 ,  3J058CC72 ,  3J058CC77 ,  3J058FA47

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