特許
J-GLOBAL ID:200903048799099126

情報通信ネットワーク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 足立 勉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-070641
公開番号(公開出願番号):特開平7-284177
出願日: 1994年04月08日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 従来のトークンパッシング方式の情報通信ネットワークにおいてもマスター・スレーブ構成を適用することで、高速通信が可能であるという利点を確保したまま、全体として構成の簡素化を実現する。【構成】 アドレス3のトークンが伝送路上に出現した時点でスレーブノードに送信権が与えられ、スレーブノードは自己のデータを送出するがトークンは送出しない。委譲機能を持たないため送出できないのである。そして、その代わりにマスターノードがアドレス番号が「0」のトークンを送出する。このように動作することにより、伝送路上の信号は、通常ノードが集まって通信しているのと同様に見える。そして、スレーブノードは、通常ノードの持つ獲得機能と委譲機能と消滅時再生機能と起動時生成機能との4つの機能の内獲得機能のみ有すればよいので、スレーブノードに置き換えた分が簡素化できる。
請求項(抜粋):
複数のノードがLAN回線により接続されたネットワーク上に唯一の送信権を巡回させ、該送信権を有するノードだけが送信を許可されるように構成したトークンパッシング方式の情報通信ネットワークにおいて、上記ノードの通常タイプは、自らの有する情報を送信する前提となる上記送信権を獲得する獲得機能と、上記自情報を送信した後に上記送信権を所定の相手に委譲する委譲機能と、上記送信権が消滅した際に再生する消滅時再生機能と、起動時に上記送信権を生成する起動時生成機能との4つの機能を備えるものとし、スレーブタイプのノードは上記4つの機能の内で上記獲得機能のみを備え、また、マスタータイプのノードは、上記4つの機能に加えて、上記スレーブノードが自情報を送信した後に、該スレーブノードに代わって上記送信権を委譲するスレーブ管理機能を備えるものとし、上記ネットワークが、少なくとも一つのマスターノードと、該マスターノードによって管理される少なくとも一つのスレーブノードとを備えると共に、残りのノードは上記通常ノードとして構成されたことを特徴とする情報通信ネットワーク。
IPC (3件):
H04Q 9/00 321 ,  B60R 16/02 ,  H04L 12/40
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭61-189044

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