特許
J-GLOBAL ID:200903048803035863

抵抗溶接制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-147838
公開番号(公開出願番号):特開平5-337657
出願日: 1992年06月09日
公開日(公表日): 1993年12月21日
要約:
【要約】【目的】 過大入力によるチリの発生や電極損傷および過小入力によるナゲット径不足の発生を低減できる抵抗溶接制御装置を提供することを目的とする。【構成】 検出部1が被溶接部分にかかわる少なくとも1つの物理量を検出し、この物理量を用いて演算部3が、通電径または通電径とナゲット径を数値解析する。比較部2は前記物理量とモデル波形とを比較した結果を制御信号として出力するか、ナゲット径のモデル波形と演算部3により推定されたナゲット径とを比較した結果を制御信号として出力し、出力指令部4は演算部3からの通電径出力と比較部2により出力される制御信号を用いて、通電径当たりの入熱密度を基準として電源部5を制御して溶接電流,溶接時間,加圧力の少なくとも1つを変更する。したがって、通電径の大小に影響されない入熱密度制御を実現できる。
請求項(抜粋):
被溶接材を挟む溶接電極間に印加される溶接電流,電極間電圧,溶接電極の変位,電極加圧力,溶接電極温度または被溶接部温度の少なくとも1つの物理量を検出する検出部と、前記検出部により検出された物理量を用いて熱伝導モデルに基づいて通電径を数値解析する数値計算シミュレータをもつ演算部と、前記検出部により検出された物理量と設定したモデル波形とを比較した結果を制御信号として出力する比較部と、前記演算部により数値解析された通電径出力と前記比較部により出力される制御信号を用いて、通電径当たりの入熱密度を基準として溶接機出力を制御する出力指令部と、前記出力指令部より出力された出力指令値により溶接電流,溶接時間または加圧力の少なくとも1つを変更する電源部とを設けた抵抗溶接制御装置。
IPC (4件):
B23K 11/24 394 ,  B23K 11/24 315 ,  B23K 11/25 ,  G05B 13/04
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平4-178275
  • 特開平4-178275

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