特許
J-GLOBAL ID:200903048808800100
ジェット削孔工法
発明者:
出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
古谷 史旺 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-203178
公開番号(公開出願番号):特開平7-054566
出願日: 1993年08月17日
公開日(公表日): 1995年02月28日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ジェット削孔工法に関し、長尺で小口径なケーシング管を地盤中に垂直精度よく設置することのできるジェット削孔工法を提供する。【構成】 ジェット噴射装置3の噴射ノズル9から噴射するベントナイト溶液BとエアAの混合ジェットJで削孔を先行掘削し乍ら、ケーシング管1とジェット噴射装置3を徐々に下降させて排泥Cをエアリフト管25で排出し、これと同時にエアリフト管25で地上に排出した排泥Cの上澄みベントナイト溶液Bを濾過して削孔内に戻し、ケーシング管1を所定深さまで降下させた後、削孔33内に土砂を落とし込み又はベントナイト溶液Bの排出による削孔壁の崩壊で削孔33を埋めてケーシング管1からジェット噴射装置3を引き上げることにより、ケーシング管1を地盤中に垂直に設置するものである。
請求項(抜粋):
高圧大流量のポンプにより圧送されるベントナイト溶液を、ノズル先端に装着したエア溜まり用キャップ内に供給されるエアとの混合ジェットとしてモータにより旋回し噴射する噴射ノズルと、排泥排出用のエアリフト管及び傾斜計と重りを備えたジェット噴射装置を昇降自在に懸吊し、これを長尺で小口径なケーシング管内に挿入してその先端に配置した後、ケーシング管とジェット噴射装置を共に懸吊し、モータで旋回する噴射ノズルから、エアとベントナイト溶液の混合ジェットをケーシング管先端より斜め下方向に噴射させて地盤にケーシング管より大径の削孔を先行掘削し乍ら、ベントナイト溶液が満たされている当該削孔内にジェット噴射装置とケーシング管を徐々に下降させて排泥をエアリフト管で排出し、又、これと同時に、エアリフト管で地上に排出した排泥の上澄みベントナイト溶液を濾過して上記噴射ノズルより再度噴射させると共に削孔内にも戻し、ケーシング管とジェット噴射装置の降下に伴いケーシング管の傾きを傾斜計が検知したとき、傾斜計が垂直を示す位置までケーシング管とジェット噴射装置を引き上げ、混合ジェットで地盤を掘削して削孔を垂直方向に修正し、この後、混合ジェットによる先行掘削を行い乍ら、再びケーシング管とジェット噴射装置を下降してこれらを所定深さまで降下させた後、ケーシング管の周囲の削孔内に地上から土砂を落とし込み或いはベントナイト溶液の排出による削孔壁の崩壊で削孔を埋めて、ケーシング管からジェット噴射装置を引き上げることにより、ケーシング管を地盤中に垂直に設置することを特徴とするジェット削孔工法。
IPC (2件):
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