特許
J-GLOBAL ID:200903048810049659

鋼の連続鋳造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 細江 利昭
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-048826
公開番号(公開出願番号):特開平9-239505
出願日: 1996年03月06日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 磁界静止型交流磁界によって浸漬ノズルからの吐出流を制動する場合、印加する周波数が一定値で且つ低い時、吐出流は溶鋼流の慣性力のため十分に制動されず、逆に、磁気制動された溶鋼流が印加される周波数で変動するため、鋳型内溶鋼表面でモールドパウダーを巻き込む現象が発生する。【解決手段】 交流電源を印加して、対向する鋳型長辺の各背面に鋳片幅方向全体にわたって配置された磁極間に異極が対向する磁界静止型交流磁界を発生させ、この磁界静止型交流磁界により浸漬ノズルから鋳型内に注入される溶鋼吐出流を制動して鋳型内溶鋼の流動制御を行う鋼の連続鋳造方法において、印加する交流電源の周波数を、時間と共に周期的に変動させる。【効果】 溶鋼変動が防止され、清浄な鋼が得られる。
請求項(抜粋):
交流電源を印加して、対向する鋳型長辺の各背面に鋳片幅方向全体にわたって配置された磁極間に異極が対向する磁界静止型交流磁界を発生させ、この磁界静止型交流磁界により浸漬ノズルから鋳型内に注入される溶鋼吐出流を制動して鋳型内溶鋼の流動制御を行う鋼の連続鋳造方法において、印加する交流電源の周波数を、時間と共に周期的に変動させることを特徴とする磁界静止型交流磁界を用いた鋼の連続鋳造方法。

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