特許
J-GLOBAL ID:200903048818689258

計算機システムの障害回復方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤井 敬史
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-018637
公開番号(公開出願番号):特開平5-216697
出願日: 1992年02月04日
公開日(公表日): 1993年08月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 運転中の現用機と、現用機のシステムクラッシュに備えて待機している予備機とからなる計算機システムにおいて、現用機のシステムクラッシュ発生時、予備機から切り換わって新たに現用機となった計算機のメモリ内情報の障害回復を短時間で実現させる、障害回復方法を提供する。【構成】 現用機において通番を付与したメモリ変更後情報を外部記憶装置に書込み、その通番とメモリ変更後情報を通信路を介して予備機に通知して、予備機にて、現用機より通知されたメモリ変更後情報でメモリ内情報を更新し、メモリ内情報の変更処理の通番を更新して、次に現用機のシステムクラッシュ発生時に伴い現用機から予備機へ運転が切り替わった時には、新たに現用機となった計算機におけるメモリ内情報の最新の通番以降のメモリ変更後情報を外部記憶装置から読み出してメモリ内情報を更新する。
請求項(抜粋):
現用機として運転中である第1の計算機と、予備機として現用機のシステムクラッシュに備えて待機している第2の計算機と、現用機から予備機へ情報を通知するための通信路と、現用機からアクセス可能な外部記憶装置とを装備し、現用機のシステムクラッシュ発生時に現用機から予備機へ運転を切り替える機能を持つ計算機システムにおいて、第1の計算機は、主メモリ上の情報であるメモリ内情報を運転中の処理により変更される度にメモリ変更後情報として通番を付与し、前記メモリ変更後情報と前記通番を前記外部記憶装置に書込み、さらに前記通信路を介して前記メモリ変更後情報と前記通番を第2の計算機に通知し、第2の計算機は、主メモリ上の情報であるメモリ内情報を第1の計算機より通知された前記メモリ変更後情報で更新し、その時の前記通番を記録し、現用機のシステムクラッシュ発生に伴い現用機から予備機へ運転が切り替わった時には、新たに現用機となった第2の計算機は、記録されている前記通番の最新のもの以降のメモリ変更後情報を前記外部記憶装置から読み出して第2の計算機のメモリ内情報を更新する、ことを特徴とする計算機システムの障害回復方法。
IPC (3件):
G06F 11/00 330 ,  G06F 11/20 310 ,  G06F 12/00 531

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