特許
J-GLOBAL ID:200903048827793262

超音波ビームスキャン方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 波多野 久 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-038867
公開番号(公開出願番号):特開平6-245934
出願日: 1993年02月26日
公開日(公表日): 1994年09月06日
要約:
【要約】【目的】白黒断層像(背景像)に重畳するカラードプラ断層像の一部を棄てるという状況を排除し、カラードプラ断層象の表示視野を広げる。【構成】血流Bに対して第1の超音波ビームBM1 をほぼ垂直に送受信させることにより白黒断層像を得る第1のリニアスキャンを実施すると共に、血流Bに対して第2の超音波ビームBM2 を斜めに送受信させることによりカラードプラ断層像を得る第2のリニアスキャンを実施する。このとき、第1のリニアスキャンによるスキャン領域RLIN のスキャン方向における少なくとも片側に、血流が体表と成す角度に応じた画角のセクタスキャンによるスキャン領域RSEC-L ,RSEC-R が付加されるように、第1の超音波ビームBM1 をスキャンする。
請求項(抜粋):
白黒断層像上にカラードプラ断層像を表示させる超音波診断システムの超音波ビームスキャン方法であって、被検体内の流体経路に対して第1の超音波ビームをほぼ垂直に送受信させることにより上記白黒断層像を得る第1のリニアスキャンを実施すると共に、上記流体経路に対して第2の超音波ビームを斜めに送受信させることにより上記カラードプラ断層像を得る第2のリニアスキャンを実施するようにした超音波ビームスキャン方法において、上記第1のリニアスキャンによるスキャン領域のスキャン方向における少なくとも片側に、上記流体経路が被検体の体表と成す角度に応じた画角のセクタスキャンによるスキャン領域が付加されるように、上記第1の超音波ビームをスキャンすることを特徴とした超音波ビームスキャン方法。

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