特許
J-GLOBAL ID:200903048828304516

車両の自動走行制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-257056
公開番号(公開出願番号):特開平7-108853
出願日: 1993年10月14日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】車両の自動走行制御装置に制動系の失陥等の制動に係る異常が発生した場合、自車両を確実に減速した後,完全に停車状態に移行可能とする。【構成】自動変速機を備えた車両にあって,通常の自動走行制御を担うメインコントローラと少なくとも制動に係る異常時制御を担うサブコントローラとを設け、両コントローラは所定時間毎に情報通信を実行して異常を監視すると共に、制動装置の制動圧を制御する制動力制御装置には制動圧の異常低下を検出する圧力スイッチを設け、前記メインコントローラ又は制動力制御装置に異常が検出された場合にサブコントローラが異常時制御モードに移行して,スロットルバルブの開度を全閉とするスロットル全閉信号θ0 を出力すると共に、車輪がロックしない又は動力伝達系の破損しない車速又はエンジン回転数以下の領域で自動変速機のインターロックを行うインターロック信号I/Lを出力する構成とした。
請求項(抜粋):
少なくとも機関,制動装置,自動変速機を備えた自車両に対して相対移動する対象物と自車両との間に所定の位置関係が成立するように,当該自車両の走行状態が制御される車両の自動走行制御装置であって、自車両に対して相対移動する対象物と当該自車両との間の位置関係を検出する位置関係検出手段と、前記位置関係検出手段で検出された前記対象物と自車両との間の位置関係検出値に基づいて加速指令又は減速指令を出力する自動走行制御手段と、前記自動走行制御手段から出力された加速指令に応じて機関の出力を制御する機関出力制御手段と、前記自動走行制御手段から出力された減速指令に応じて制動装置の制動力を制御する制動力制御手段とを備えた車両の自動走行制御装置において、前記自動変速機の自動変速を制御する自動変速制御手段と、前記自動走行制御手段の異常を検出する自動走行制御異常検出手段と、前記制動装置を含む制動力制御手段の異常を検出する制動異常検出手段と、前記自動走行制御異常検出手段及び制動異常検出手段の少なくとも何れか一方で異常が検出されたときに,前記機関出力制御手段に向けて機関の出力を強制的に低下させる機関出力低下指令を出力すると共に,前記自動変速制御手段に向けて自動変速機のインターロックを行う自動変速インターロック指令を出力する異常時制御手段とを備えたことを特徴とする車両の自動走行制御装置。
IPC (2件):
B60K 31/00 ,  B60T 7/12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 車両用走行制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-265684   出願人:トヨタ自動車株式会社

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