特許

J-GLOBAL ID：200903048837184485

薄型電池の封口材用フィルムおよびその製造方法

発明者： 隅田 克彦
出願人/特許権者： ダイセル化学工業株式会社
代理人 (1件)： 鍬田 充生 (外1名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平6-268318
公開番号（公開出願番号）：特開平8-106885
出願日： 1994年10月05日
公開日（公表日）： 1996年04月23日
要約：

【要約】【目的】 封口材により薄型電池の防湿性、耐熱性、接着性を高める。【構成】 一対の端子板間に介在する電池要素を、前記端子板の周縁部において封口するため、前記一対の端子板1,6に対して熱接着させるための両外層側の熱接着性ポリオレフィン層(A層)と、これらのA層間に介在し、かつ特定のポリアミドからなる中間層(B層)とで構成された3層構造の封口材5を用いる。熱接着性ポリオレフィンには、ホットメルト接着性を有する変性ポリオレフィンが含まれ、B層のポリアミドには(1)ナイロン11、ナイロン12などの、炭素数7以上のラクタム、アミノカルボン酸、脂肪族ジアミン又は脂肪族ジカルボン酸から誘導される脂肪族ポリアミド、又は(2)ポリメタキシリレンアジパミドなどの主鎖に芳香環を有するポリアミドが含まれる。A層により端子板との高い接着性などを維持でき、B層により耐熱性を高めることができる。

請求項（抜粋）：

一対の端子板間に介在する電池要素を、前記端子板の周縁部において封口するための封口材用フィルムであって、前記一対の端子板に対して熱接着させるための両外層側の熱接着性ポリオレフィン層と、これらの熱接着性ポリオレフィン層間に介在し、かつ下記(1)又は(2)のポリアミドからなる中間層とで構成された少なくとも3層構造を有する薄型電池の封口材用フィルム。(1)炭素数7以上のラクタム、アミノカルボン酸、脂肪族ジアミン又は脂肪族ジカルボン酸から誘導される脂肪族ポリアミド(2)主鎖に芳香族環を有するポリアミド

IPC (2件)：

H01M 2/08 ,  B32B 27/32

引用特許：

審査官引用 (2件)

• 特開昭61-071546
  
• 特開昭61-071546