特許
J-GLOBAL ID:200903048842587830

印刷用樹脂被覆紙

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-293379
公開番号(公開出願番号):特開平7-109697
出願日: 1993年11月24日
公開日(公表日): 1995年04月25日
要約:
【要約】【目的】 紙を基質とする印刷物の品質及び鑑賞性に優れた印刷用樹脂被覆紙、特に印刷物の転写抜けと濃度むらの発生が無い、かつ見やすい印刷物が得られる優れた印刷用樹脂被覆紙を提供することを目的とする。【構成】 少なくとも一方の紙基質面が樹脂で被覆された印刷用樹脂被覆紙において、基質たる紙はフィルム厚み測定器を用いて測定される膜厚むら指数が特定値以下のものであり、かつ樹脂はポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエステル系樹脂又はポリカーボネート系樹脂であり、なおかつ該樹脂層面の中心面平均粗さが特定範囲内のものであることを特徴とする印刷用樹脂被覆紙。
請求項(抜粋):
天然パルプを主成分とする紙を基質として、その一方の紙基質面が樹脂(A)で被覆された印刷用樹脂被覆紙において、基質たる紙は、下記で規定される抄紙方向(machine direction )の膜厚むら指数Rpyが350mV以下のものであり、かつ樹脂(A)がポリエチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエステル系樹脂又はポリカーボネート系樹脂を主成分とするものであり、なおかつ該樹脂層面の触針式3次元表面粗さ計を用いて測定されるカットオフ値0.8 mmでの抄紙方向の中心面平均粗さSRaが0.4〜2.0μmの範囲であることを特徴とする印刷用樹脂被覆紙。膜厚むら指数Rpy:2つの球状の触針の間に試料を走行させ、試料の厚み変動を電子マイクロメーターを介し電気信号として測定するフィルム厚み測定器を用い、電子マイクロメーターの感度レンジが±15μm/±3Vの条件で、ゼロ点調整後試料の抄紙方向に1.5m/ 分の定速で走査することで試料の抄紙方向の厚み変動を測定し、得られた測定信号値を、FFTアナライザーを用いて、時間窓にハニングウィンドウを使用して高速フーリエ変換して、128回の積算の加算平均によるパワースペクトル(単位:mV2 )を求め、2Hz〜25Hzの周波数域のパワー値を総和して2/3を掛けた値を1/2乗することにより求められる値を膜厚むら指数Rpy(単位:mV)と規定する。
IPC (3件):
D21H 19/44 ,  B32B 27/10 ,  B41M 5/00

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