特許
J-GLOBAL ID:200903048854096557

車両用後側方警報装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 大岩 増雄 ,  児玉 俊英 ,  竹中 岑生 ,  村上 啓吾
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-277474
公開番号(公開出願番号):特開2006-088896
出願日: 2004年09月24日
公開日(公表日): 2006年04月06日
要約:
【課題】 ガードレールや壁等の路側の静止物に対しては警報せず、後方から接近する車両や自車両の死角領域に留まる車両に対しては確実に警報する車両用後側方警報装置を提供する。【解決手段】 警報対象判定手段は、ピーク検出手段により求められたピークタイミングをもとに着目するサンプリングタイミングを設定する着目サンプリングタイミング設定手段と、着目されたサンプリングタイミングのFFT演算結果について、周波数閾値設定手段により設定された周波数閾値以上の周波数成分が存在するか否かを判定する周波数判定手段とを備え、前方接近物認識手段により、物体が自車両の前方方向から接近していると判定された場合において、周波数判定手段により周波数閾値以上の周波数成分が存在すると判定されたときに、この物体は静止物であるとして警報対象でないと判定する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
自車両の車線変更側の斜め後方に向けてパルス状の電波を送信する送信手段と、この送信手段から送信した電波が複数の物体で反射した反射波を受信し、ビート信号を出力する受信手段と、送信開始時からの所定の時間間隔でビート信号をサンプリングするサンプリング手段と、このサンプリング手段により求められたサンプリングタイミング毎のサンプリング時系列データに対してFFT演算を行うFFT演算手段と、上記各サンプリングタイミングのFFT演算結果について最大振幅値およびその周波数成分を求める最大振幅成分抽出手段と、この最大振幅成分抽出手段により求められた各サンプリングタイミングにおける最大振幅値をもとに検出閾値を設定する検出閾値設定手段と、上記最大振幅成分抽出手段により求められた各サンプリングタイミングにおける最大振幅値をもとに、上記検出閾値を超えるピークを検出するピーク検出手段と、このピーク検出手段により求められたピークタイミングから距離を算出し、そのピークタイミングにおける周波数成分から相対速度を算出する距離・相対速度演算手段と、ドライバーの車線変更意思を検出する車線変更意思検出手段と、上記ピーク検出手段により検出された物体が、ドライバーにとっての警報対象かどうかを判定する警報対象判定手段と、少なくとも、自車両の側方及び斜め後方の所定距離内に物体が存在することが検出され、かつ上記車線変更意思検出手段によってドライバーの車線変更意思が検出され、かつ上記警報対象判定手段によりこの物体がドライバーにとっての警報対象であると判定された時、ドライバーに対して警報を行う警報判定手段とを備えた車両用後側方警報装置において、 上記警報対象判定手段は、距離の時間的な履歴から自車両の前方方向から接近する物体を認識する前方接近物認識手段と、 自車速に応じてドップラー周波数に対する閾値を設定する周波数閾値設定手段と、 上記ピーク検出手段により求められたピークタイミングをもとに着目するサンプリングタイミングを設定する着目サンプリングタイミング設定手段と、 上記着目されたサンプリングタイミングのFFT演算結果について、上記周波数閾値設定手段により設定された周波数閾値以上の周波数成分が存在するか否かを判定する周波数判定手段とを備え、 上記前方接近物認識手段により、物体が自車両の前方方向から接近していると判定された場合において、上記周波数判定手段により上記周波数閾値以上の周波数成分が存在すると判定されたときに、この物体は静止物であるとして警報対象でないと判定することを特徴とする車両用後側方警報装置。
IPC (4件):
B60R 21/00 ,  G01S 13/93 ,  G08B 21/00 ,  G08G 1/16
FI (5件):
B60R21/00 626B ,  B60R21/00 621B ,  G01S13/93 Z ,  G08B21/00 N ,  G08G1/16 C
Fターム (35件):
5C086AA53 ,  5C086BA22 ,  5C086EA25 ,  5C086EA32 ,  5C086EA33 ,  5C086EA36 ,  5C086EA39 ,  5C086FA02 ,  5H180AA01 ,  5H180BB04 ,  5H180BB15 ,  5H180CC12 ,  5H180CC14 ,  5H180LL02 ,  5H180LL07 ,  5J070AB07 ,  5J070AC04 ,  5J070AC06 ,  5J070AD02 ,  5J070AE01 ,  5J070AE07 ,  5J070AF03 ,  5J070AH02 ,  5J070AH13 ,  5J070AH14 ,  5J070AH33 ,  5J070AH35 ,  5J070AH39 ,  5J070AH40 ,  5J070AK30 ,  5J070BA01 ,  5J070BF04 ,  5J070BF08 ,  5J070BF09 ,  5J070BF12
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭54-118036号公報
  • 物体検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平11-038576   出願人:住友電気工業株式会社
審査官引用 (9件)
  • 車両用接近報知装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-319272   出願人:日産自動車株式会社
  • パルスレーダ装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-132965   出願人:三菱電機株式会社
  • 車両用推奨操作量生成装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-025181   出願人:日産自動車株式会社
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