特許
J-GLOBAL ID:200903048860438770

自走式建設廃材破砕機のホッパ構造

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-046715
公開番号(公開出願番号):特開平9-206624
出願日: 1996年02月07日
公開日(公表日): 1997年08月12日
要約:
【要約】【課題】 従来技術の自走式建設廃材破砕機のうちトレーラ輸送時に上側ホッパ部を取外す構造にしているものでは、取外した上側ホッパ部を別送するためのトラックを要し、しかも上側ホッパ部の取外し取付け作業に多大の工数を要するので不経済であった。本発明は上側ホッパ部の側面傾斜板にリンクを設け、それらを折りたたむようにして回動傾倒させることによってホッパを所要の低い高さと幅寸法に制限できるホッパ構造を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明では、左右の側面傾斜板の外面部と、下側ホッパ部の左右外面部との間に複数個のリンクを連結し、ホッパの高さを低く制限する操作状態時に上記側面傾斜板をつり上げつり下げ操作することにより、上記リンクを介して側面傾斜板を水平方向に回動傾倒するようにした。あるいはまた上記リンクの下端部のピンと、側面傾斜板の下部側ピンとの間に、そのピン間距離を伸縮調整するねじ棒部材を設けた。
請求項(抜粋):
クローラ走行体の上部にメイン車体を連結し、そのメイン車体の上部に下方へ向けて口幅が小さくなる形状のホッパを設け、そのホッパに被破砕材を供給してクラッシャ装置へ送り込むようにし、また上記ホッパをを下側ホッパ部と上側ホッパ部の分割形に形成し、その上側ホッパ部の前面傾斜板と左右の側面傾斜板と後面たて板をそれぞれ傾倒させることによってホッパ上面の高さを所要の低い高さに制限するようにした自走式建設廃材破砕機において、上記左右の側面傾斜板の外面部と、下側ホッパ部の左右外面部との間に複数個のリンクを連結し、上記ホッパの高さを低く制限する操作状態時に、上記側面傾斜板をつり上げつり下げ操作することによって、上記側面傾斜板の下端縁部が下側ホッパ部の内側の位置に入るようにするとともに、上記側面傾斜板の上端縁部がクローラ走行体の車幅内に入るように、上記リンクを介して水平方向に回動傾倒するようにしたことを特徴とする自走式建設廃材破砕機のホッパ構造。
IPC (2件):
B02C 21/02 ,  B02C 23/02
FI (2件):
B02C 21/02 ,  B02C 23/02

前のページに戻る