特許
J-GLOBAL ID:200903048861002401
医療用の酸素濃縮器
発明者:
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出願人/特許権者:
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公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-144816
公開番号(公開出願番号):特開平8-141087
出願日: 1995年06月12日
公開日(公表日): 1996年06月04日
要約:
【要約】【構成】 圧力変動吸着法(PSA法)による酸素濃縮器に、水分透過可能な中空糸透過膜を隔膜とする膜モジュールを加湿手段3として付設し、圧縮空気、もしくは吸着筒の減圧脱着工程時に脱着し排出される排気ガスを膜モジュールに供給して、含有する水分を中空糸透過膜により分離除去し、吸着筒12,13で濃縮された酸素富化ガスにその水分を与えて加湿するように構成した。また、加湿手段は、運転時には周囲温度より高温となる電動機、圧縮空気供給手段2、ファン手段等の熱発生源や騒音源となる機器類と共に、防音機能を有する筐体内に収容した。【効果】 従来の気泡式加湿器の、水の補充や交換、容器の清掃とうの煩わしい作業から解放され、また、加湿器の蓋が不完全なために酸素ガスが漏れると言う事態も防止できる他、気泡のはじける音の心配や対策も不要になり、外気温度が低温となり相対湿度が低下する季節であっても、適正な加湿効果が得られる。
請求項(抜粋):
吸着剤を充填した少なくとも1個の吸着筒、該吸着筒に圧縮空気を供給するための電動機の動力で駆動される圧縮空気供給手段、該電動機及び/又は圧縮空気供給手段を冷却するためのファン手段とで基本的に構成された圧力変動吸着法(PSA法)による酸素濃縮器において、水分透過可能な中空糸透過膜を隔膜とする膜モジュールを加湿手段として付設し、前記圧縮空気供給手段からの圧縮空気、もしくは吸着筒の減圧脱着工程時に脱着し排出される排気ガスを膜モジュールの隔膜の一方の側に供給して、該圧縮空気もしくは排気ガス中に含有する水分を中空糸透過膜により分離除去し、中空糸透過膜により分離された水分を、前記吸着筒にて濃縮され該膜モジュールの他方の側に供給された酸素富化ガスに与えて加湿するように構成すると共に、該膜モジュールによる加湿手段は、前記の電動機及び/又は圧縮空気供給手段、ファン手段等の動作時には騒音を発生する機器類と共に、防音機能を有する筐体内に収容したことを特徴とする医療用の酸素濃縮器。
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