特許
J-GLOBAL ID:200903048863127546

燃料タンクの蒸発燃料処理装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-004403
公開番号(公開出願番号):特開平5-185850
出願日: 1992年01月14日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】【目的】 燃料遮断弁の配置を低く設定出来るようにして車両におけるレイアウトの自由度を高める。【構成】 燃料遮断弁107のケーシング20の内部を上部室22と下部室23とに画成し、下部室23に第1フロート26を収容し、上部室22にベントチューブ2とサブベントチューブ3を接続し、第1フロート26の上面に第2フロート30を支持させることにより、給油開始当初には、第2フロート30が下部室23側に落ち込んだ状態で蒸発燃料が下部室23から上部室22に流れ、給油後半には、第1フロート26によってタンク本体1内の上部空間が密閉されフィラーチューブ5内の液面がその上端部にまで上昇した後に第2フロート30によってフィラーチューブ5とキャニスター1の連通が遮断されるようにした。
請求項(抜粋):
タンク本体の上部空間とフィラーチューブの上端部近傍をキャニスターに連通させるベントチューブとサブベントチューブとの合流部に燃料遮断弁を設け、この燃料遮断弁のケーシング内を上部室と下部室とに画成し、この下部室に、タンク本体内の燃料の液面上昇によって浮上して上部室との連通孔を閉塞する第1フロートを収容する一方で、上部室に、ベントチューブとサブベントチューブを夫々接続し、前記第1フロートの上面に、サブベントチューブから上部室に流入した燃料の液面上昇によって浮上してベントチューブとの接続孔を閉塞する第2フロートを支持させたことを特徴とする燃料タンクの蒸発燃料処理装置。

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