特許

J-GLOBAL ID：200903048864054402

軟磁性材料の製造方法

発明者： 西島 義明 ,  石谷 雅宏 ,  野村 由利夫 ,  山口 浩一 ,  石川 雄一 ,  羽山 秀和 ,  浅香 一夫 ,  石原 千生
出願人/特許権者： 株式会社デンソー ,  日立粉末冶金株式会社
代理人 (3件)： 高橋 祥泰 ,  岩倉 民芳 ,  高橋 祥起
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2004-319734
公開番号（公開出願番号）：特開2006-134958
出願日： 2004年11月02日
公開日（公表日）： 2006年05月25日
要約：

【課題】低鉄損で磁気特性に優れた軟磁性材料を容易に製造できる製造方法を提供すること。【解決手段】高電気抵抗特性を有する隔膜部により区画された多数の領域内にそれぞれ軟磁性金属よりなる母相が存在してなる軟磁性材料を製造する方法である。軟磁性金属よりなる母相粒子20の表面に隔膜部となる酸化膜30を被覆してなる軟磁性粒子10の集まりである原料粉末を準備し、母相粒子20を構成する軟磁性金属よりも酸化反応性が高い金属元素を含むカップリング剤8を原料粉末に添加する。カップリング剤8が添加された原料粉末を加圧成形して所望形状の成形体110を形成し、その後、成形体110を焼結する。カップリング剤8はシランカップリング剤であることが好ましい。【選択図】図4

請求項（抜粋）：

高電気抵抗特性を有する隔膜部により区画された多数の領域内にそれぞれ軟磁性金属よりなる母相が存在してなる軟磁性材料を製造する方法であって、 軟磁性金属よりなる母相粒子の表面に上記隔膜部となる酸化膜を被覆してなる軟磁性粒子の集まりである原料粉末を準備し、 上記母相粒子を構成する軟磁性金属よりも酸化反応性が高い金属元素を含むカップリング剤を上記原料粉末に添加し、 上記カップリング剤が添加された上記原料粉末を加圧成形して所望形状の成形体を形成し、 その後、該成形体を焼結することを特徴とする軟磁性材料の製造方法。

IPC (3件)：

H01F 1/147 ,  H01F 1/22 ,  H01F 1/24

FI (3件)：

H01F1/14 A ,  H01F1/22 ,  H01F1/24

Fターム (11件)：

5E041AA04 ,  5E041BB06 ,  5E041BC01 ,  5E041BD01 ,  5E041CA02 ,  5E041HB03 ,  5E041HB07 ,  5E041HB09 ,  5E041HB14 ,  5E041HB15 ,  5E041HB19

引用特許：

出願人引用 (1件)

• 複合磁性材料
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平3-187690   出願人：松下電器産業株式会社

審査官引用 (2件)

• 圧粉磁芯及びこれを用いた高周波リアクトル
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2002-009182   出願人：エヌイーシートーキン株式会社
• 軟磁性粉末、それを用いた圧粉磁心
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2001-027125   出願人：大同特殊鋼株式会社