特許
J-GLOBAL ID:200903048871688077

クラッチハブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 近島 一夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-303383
公開番号(公開出願番号):特開平7-133830
出願日: 1993年11月09日
公開日(公表日): 1995年05月23日
要約:
【要約】【目的】 歯幅の狭いスプラインに油溜堰を形成してもスプラインの歯に不良変形を生じることがないクラッチハブを提供する。【構成】 有底筒状のクラッチハブの円筒部(2)を凹凸状に形成してスプライン(5)となし、該スプライン(5)に適宜矩形状の油通路(6)を穿孔してある。この油通路(6)を穿孔したスプライン(5)の歯(5a)の開口端側頂部内周側(7)に油溜堰(9)を形成してある。この油溜堰(9)は、歯(5a)の開口端側頂点部内周側(7)を丸棒状のピンで押圧し、部分的に塑性変形させて形成する。クラッチハブが回転し、遠心力の作用を受けてスプライン(5)の開口端側に向かう油の流れが生じると、その油の流れを油溜堰(9)で塞き止め、その油を油通路(6)を通過させ、その油でクラッチプレート等の摩擦係合面を潤滑する。
請求項(抜粋):
円筒部の一端に側壁を備え、前記円筒部を凹凸状に形成してスプラインとなし、該スプラインの歯に適宜油通路を穿孔してなるクラッチハブにおいて、前記油通路を穿孔したスプラインの歯の開口端側頂部内周側を、スプラインの軸方向からプレス成形により部分的に塑性変形させて油溜堰を形成したことを特徴とするクラッチハブ。

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