特許
J-GLOBAL ID:200903048872372600

固体撮像装置およびその駆動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志村 浩
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-315277
公開番号(公開出願番号):特開2005-086407
出願日: 2003年09月08日
公開日(公表日): 2005年03月31日
要約:
【課題】 単純な構成でダイナミックレンジを広げる。【解決手段】 MOSイメージセンサの各画素を時刻t1でリセットし、1フレーム周期Tが経過した時刻t2の時点で出力電圧を検出する。1フレームの途中の時刻t1+T/2nにおいて(n=3,2,1)、出力電圧の値をモニタし、フルレンジEの半分を越えていたら、時刻t1-T/2nのタイミングで再リセットを行うように設定すると、グラフD1の場合は信号R5で再リセットされてD2となり、グラフC1の場合は信号R4で再リセットされてC2となり、グラフB1の場合は信号R3で再リセットされてC2となるので時刻t2における飽和を回避できる。グラフAは再リセットされない。時刻t2における検出値に対して、実露光時間T/2nに応じた補正(nビット分の左シフト)が行われ、受光量に応じた適正な出力データが得られる。【選択図】 図10
請求項(抜粋):
リセット時からの受光量に応じて徐々に変化する電圧値を出力する機能をもった画素を、多数配列することにより構成される画素配列部と、 前記画素配列部内の特定の画素を選択画素として選択する画素選択部と、 時刻t1からt2に至る周期Tをもった1フレーム分の標準露光時間を計測するタイマー部と、 選択画素を1フレームの開始時刻t1のタイミングでリセットするとともに、選択画素から1フレームの終了時刻t2のタイミングで出力される電圧値を当該画素についての当該フレームにおける検出値として取り出す処理を行う検出制御部と、 を備える固体撮像装置において、 前記検出制御部に、時刻t1+T/k(但し、k≧2)のタイミングで、選択画素から出力される電圧値をモニタし、モニタした電圧値がフルレンジの1/2を越えていた場合に、当該選択画素についての1フレーム分の実露光時間がT/kとなるように、時刻t2-T/kのタイミングで当該選択画素を再リセットする機能をもたせ、 個々の画素について、それぞれ1フレーム分の実露光時間を示すデータを記憶する露光時間記憶部と、 個々の画素の検出値に前記実露光時間を加味した値を撮像した画像データとして出力するデータ出力部と、 を更に備えることを特徴とする固体撮像装置。
IPC (1件):
H04N5/335
FI (2件):
H04N5/335 P ,  H04N5/335 E
Fターム (6件):
5C024AX01 ,  5C024CX43 ,  5C024GX03 ,  5C024GX06 ,  5C024GY31 ,  5C024HX02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 固体撮像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-016835   出願人:富士フイルムマイクロデバイス株式会社, 富士写真フイルム株式会社
  • 固体撮像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-315496   出願人:ミノルタカメラ株式会社
審査官引用 (5件)
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