特許
J-GLOBAL ID:200903048878944249

海島型複合繊維の紡糸口金及びそれを用いた紡糸方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-001862
公開番号(公開出願番号):特開2001-192924
出願日: 2000年01月07日
公開日(公表日): 2001年07月17日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】 紡糸孔を多孔化しても、島成分同士が合体せず、しかも、組み立てや分解等の作業性に優れた海島型複合繊維用紡糸口金とその紡糸方法の提供。【解決手段】 上口金板1は、複数条に島成分aをそれぞれ分流する管状体4群がその内部に突設された海成分分配室10を有し、中口金板2は、島成分aが芯部、海成分bが鞘部をそれぞれ構成する芯鞘型海島複合流を形成させる合流孔6群を有し、下口金板3は、中口金板2を流下した前記芯鞘型海島複合流群を一つに合流させ、合流させて一体化した海成分b中に複数の島成分aを有する複合流を、細化させながら下方へ導く漏斗状に穿設された吐出孔7を有すると共に、更に、前記管状体4群の各下端面と、この各下端面に対応する前記合流孔6群の上端面とが同一面上、若しくは該同一面に近接するように設けられた海島型複合繊維の紡糸口金と、該紡糸口金を使用して特定の条件下で紡糸する方法。
請求項(抜粋):
海島型複合繊維を紡糸するための上口金板、中口金板、及び下口金板とをこの順に含む紡糸口金であって、前記上口金板は、複数条に島成分をそれぞれ分流する管状体群がその内部に突設された海成分分配室を有し、前記中口金板は、該管状体のそれぞれから分配供給された島成分と、海成分分配室から供給される海成分とが合流して導入されると共に、島成分が芯部、海成分が鞘部をそれぞれ構成する芯鞘型海島複合流を形成させる合流孔群を有し、そして前記下口金板は、該中口金板を流下した前記芯鞘型海島複合流群を一つに合流させ、合流させて一体化した海成分中に複数の島成分を有する複合流を、細化させながら下方へ導く漏斗状に穿設された吐出孔を有すると共に、更に、前記管状体群の各下端面と、この各下端面に対応する前記合流孔群の上端面とが同一面上、若しくは該同一面に近接するように設けられたことを特徴とする海島型複合繊維の紡糸口金。
IPC (2件):
D01D 5/36 ,  D01D 5/34
FI (2件):
D01D 5/36 ,  D01D 5/34
Fターム (7件):
4L045AA05 ,  4L045BA03 ,  4L045BA18 ,  4L045BA20 ,  4L045CA29 ,  4L045CB16 ,  4L045CB26
引用特許:
審査官引用 (5件)
  • 複合紡糸用口金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-017564   出願人:東レ株式会社
  • 複合紡糸用口金
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-062000   出願人:東レ株式会社
  • 特公昭48-028361
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