特許
J-GLOBAL ID:200903048885618152

放射性廃棄物の除染方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-085443
公開番号(公開出願番号):特開平11-281792
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月15日
要約:
【要約】【課題】除染に要する時間を短縮でき、装置構成を単純化する。【解決手段】トリチウムに汚染された配管1内面に付着している重水(トリチウム水を含む)は、配管10より配管1内に供給される加熱器3で加熱された乾燥空気により蒸発されて除去される。凝縮器4で冷却されるので、乾燥空気に含まれる重水及びトリチウム水の蒸気は凝縮されて配管17へ排出される。配管1の乾燥作業が終了した後、軽水の蒸気を含む空気が、配管13から取り込まれ配管1内に供給される。配管1内面に吸着された重水に含まれるトリチウムが、軽水の蒸気に含まれる水素と同位体交換され、配管1内面から除去される。軽水及びトリチウム水の蒸気は凝縮器4で冷却され水として除去される。乾燥空気及び軽水の蒸気を含む空気は200°C以下であるので、配管1内に固溶しているトリチウムは配管1内に閉じ込められたままである。
請求項(抜粋):
内部でトリチウムが発生する原子力施設の廃棄される配管または機器内を除染する放射性廃棄物の除染方法において、前記配管内または前記機器内に乾燥ガスを供給してその内側に付着した重水を除去し、その後、軽水の水蒸気を含む200°C以下のガスを前記配管または前記機器の内側に供給することにより、前記配管または前記機器の内側で前記配管または前記機器の材料表面に吸着された重水からトリチウムを除去することを特徴とする放射性廃棄物の除染方法。
IPC (2件):
G21F 9/28 525 ,  G21F 9/30
FI (2件):
G21F 9/28 525 Z ,  G21F 9/30 Z
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開平1-099000
  • 特開平1-316693

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