特許
J-GLOBAL ID:200903048886823140

車両用シート

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 中島 淳 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-039740
公開番号(公開出願番号):特開平5-238296
出願日: 1992年02月26日
公開日(公表日): 1993年09月17日
要約:
【要約】【目的】 車両急減速時に、乗員の車両前方への移動を確実に阻止することができる車両用シートを得る。【構成】 車両用シート10のシートクッション12はシートクッション前部12Aとシートクッション後部12Bとに2分割されており、シートクッション12の前端部12Cは、フロア11に対して上下に回動自在とさている。シートクッションフレームフロント16の底部16Aの前端部は、前方上側から後方下側へ向かう傾斜面24とされており、シートクッションフレームフロント16の底部16Aと対向するフロア11の部位が下側摺動面11Aとされている。傾斜面24と下側摺動面11Aとの間には、楔26がシート後方へ移動可能に設けられており、楔26の上面26Aが傾斜面24と当接している。また、楔26の下面26Bは下側摺動面11Aと当接している。楔26はロッド28を介してアクチュエータ30と連結されており、アクチュエータ30は減速度センサ40と接続されている。
請求項(抜粋):
前端部がフロアに対して上下に回動自在とされたシートクッションと、このシートクッションの下部に設けられた上側摺動面とこの上側摺動面と対向する下側摺動面とからなり前記上側摺動面と前記下側摺動面との距離がシート後方へ行くに従っい漸次上下方向に狭くなるとともに前記上側摺動面が前記下側摺動面に対して後端部を回転中心として上下に回動自在とされた摺動路と、前記上側摺動面と前記下側摺動面との間にシート前後方向に摺動可能に設けられシート後方への摺動によって前記上側摺動面を上方へ回動させるシートクッション回動手段と、所定値以上の減速度を検知する減速度センサと、この減速度センサが所定値以上の減速度を検知した場合に作動し前記シートクッション回動手段をシート後方へ移動させる駆動手段と、を備えたことを特徴とする車両用シート。
IPC (2件):
B60N 2/42 ,  B60N 2/18

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