特許
J-GLOBAL ID:200903048887357445
適応的制御方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
草野 卓
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-050484
公開番号(公開出願番号):特開平10-247838
出願日: 1997年03月05日
公開日(公表日): 1998年09月14日
要約:
【要約】【課題】 収束速度を低下することなく演算量を低減する。【解決手段】 入力x(k<SB>1 </SB>)の自己相関ベクトルR<SB>p+N2-2</SB>(k<SB>1 </SB>)、平滑化係数ベクトルS<SB>p+n2</SB>(k<SB>1 </SB>)、近似的フィルタ係数Z(k)、誤差信号ベクトルE<SB></SB><SB>P </SB>(k<SB>1 </SB>)を初期化し(S<SB>0 </SB>)、k<SB>1 </SB>mod N<SB>1 </SB>=1が点であれば(C<SB>1 </SB>)、X<SB>L </SB>(k<SB>2 </SB>+i)とZ(k<SB>2 </SB>)との内積演算をしてy(k<SB>1 </SB>+i)を行い(S<SB>2</SB>)、その後、R<SB>N2+p-2</SB>(k<SB>1 </SB>)、y(k<SB>1 </SB>)、e(k<SB>1 </SB>)、E<SB>p </SB>(k<SB>1 </SB>)、プレフィルタ係数ベクトルG(k<SB>1 </SB>)、S<SB>p+n2</SB>(k<SB>1 </SB>)を計算し(S<SB>3 </SB>)、k<SB>1 </SB>,n<SB></SB><SB>2 </SB>をそれぞれ+1し(S<SB>4 </SB>)、k<SB>1 </SB>mod N<SB>2 </SB>=1が真であれば(L<SB>2 </SB>)、Z(k<SB>2 </SB>+N<SB>2 </SB>)を演算し、k<SB>2 </SB>=k<SB>2 </SB>+N<SB>2 </SB>、n<SB>2 </SB>=0としてステップC<SB>1 </SB>に戻る(S<SB>6 </SB>)。y′(k<SB>1 </SB>+i)はN<SB>1 </SB>時刻ごとにZ(k<SB>2 </SB>)はN<SB>2 </SB>時刻(N<SB>2 </SB><N<SB>1 </SB>)ごとに、他は各時刻ごとに演算する。
請求項(抜粋):
入力信号を可変フィルタ処理し、その出力信号と所望信号との誤差信号を求め、その誤差信号のパワーを最小とするように、上記可変フィルタの特性を適応的に制御する方法において、上記入力信号ベクトルの自己相関行列の逆行列と、上記誤差信号ベクトルとの積に相当する演算を行ってプレフィルタ係数ベクトルを求める第1ステップと、上記プレフィルタ係数ベクトルを平滑化して平滑係数ベクトルを得る第2ステップと、上記平滑係数ベクトルの要素を加重係数として、上記入力信号ベクトルの方向に近似的フィルタ係数ベクトルを修正する第3ステップと、上記入力信号ベクトルと上記近似的フィルタ係数ベクトルとの内積演算を行う第4ステップと、上記入力信号ベクトルの自己相関ベクトルを求める第5ステップと、上記平滑係数ベクトルと上記自己相関ベクトルとの内積演算を行う第6ステップと、上記第4ステップで得られた内積演算結果と、上記第6ステップで得られた内積演算結果とを加算して上記出力信号を得る第7ステップとを有するものであって、上記第3ステップの修正及び上記第4ステップの演算はそれぞれN1 、N2 時刻(N1 、N2 は2以上の整数、N1 ≠N2 )ごとに行い、上記第3、第4ステップ以外の各ステップは各時刻ごとに演算を行い、上記第3ステップの演算が行われるごとに、次に上記第3ステップの演算されるまでの各時刻において、上記第2ステップで得る上記平滑係数ベクトルの次数を1ずつ増加し、次の第3ステップの演算時刻での演算でもとの次式に戻し、上記第5ステップでは上記平滑係数ベクトルの最大次数と等しい次数の上記自己相関ベクトルを演算し、上記第6ステップでは上記平滑係数ベクトルの次数と等しい次数だけ上記第5ステップで得られた自己相関ベクトルから用いることを特徴とする適応的制御方法。
IPC (4件):
H03H 21/00
, H03H 15/00
, H03H 17/02 635
, H04B 3/23
FI (4件):
H03H 21/00
, H03H 15/00
, H03H 17/02 635 B
, H04B 3/23
引用特許:
審査官引用 (2件)
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適応的制御方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願平7-206163
出願人:日本電信電話株式会社
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特開昭59-139717
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