特許
J-GLOBAL ID:200903048887976951
風力発電装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
森本 義弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-145310
公開番号(公開出願番号):特開平7-004342
出願日: 1993年06月17日
公開日(公表日): 1995年01月10日
要約:
【要約】【構成】 風の取込み孔2を有する擁壁1の風下側に設けられる風力発電装置3であって、基台4に水平軸心8周りに上下揺動自在な傾動架台5を設け、傾動架台5上に、回転軸11と、この回転軸11に連結する発電機15と、水平翼23とを設け、回転軸11の先端に旋回翼13を設けた。台風などの烈風時では、取込み孔2から取込まれた烈風ハにより、通常風の場合よりも大きな揚力Pが水平翼23に発生するため、風力発電装置3の重量Wよりも大きな揚力Pが傾動架台5に作用して、傾動架台5が水平軸心8を中心に下方に傾斜し、旋回翼13は取込み孔2の下方に退避して擁壁1により保護される。【効果】 取込み孔2からの烈風ハが直接旋回翼13に当たることは防止され、したがって烈風時での旋回翼13や回転軸11の破損を防止できる。
請求項(抜粋):
風の取込み孔を有する擁壁の風下側に設けられる風力発電装置であって、基台に水平軸心周りに上下揺動自在な傾動架台を設け、この傾動架台上に風の流れ方向に沿う回転軸を設け、この回転軸の先端に、上記取込み孔から流れ込んだ風により回転される旋回翼を設け、上記回転軸を傾動架台上に設けた発電機に連結し、取込み孔からの風力により揚力を発生しかつ烈風時に上記傾動架台を傾斜させて旋回翼を取込み孔の上下どちらか一方に退避させる水平翼を、上記傾動架台に設けたことを特徴とする風力発電装置。
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