特許
J-GLOBAL ID:200903048889094964

プロセス制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 斎藤 美晴
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-273375
公開番号(公開出願番号):特開平6-102902
出願日: 1992年09月18日
公開日(公表日): 1994年04月15日
要約:
【要約】【目的】 プロセス制御装置において、リセットワインドアップ現象を抑え、制御ループが不安定になってもその悪影響を最小限にする。【構成】 制御演算部61は制御目標値SVと制御入力信号PVから位置形PID演算結果を出力リミッタ27へ出力する。出力リミッタ27はPID演算結果を上限値又は下限値内に制限した制御出力信号MVnを出力する。積分演算修正部35は上限値又は下限値に制限したとき、制御演算部61の積分演算を上限値又は下限値に修正させる。積分演算修正判断部63は、制御入力信号PVの変化方向とPID演算結果が上限値又は下限値を越える方向とから制御入力信号PVの正常/異常を判定し、異常判定時に積分演算修正部35の動作を禁止し、例えばPID演算結果が上限値から下限値の間に戻ったときその禁止を解除する。
請求項(抜粋):
制御目標値と制御対象からの制御入力信号とから求めた制御偏差をなくすように少なくとも位置形の比例演算および積分演算を行い、それらを加算して演算結果を得る制御演算部と、設定された上限制限値および下限制限値によって前記演算結果を制限した制御出力信号を前記制御対象に出力する出力リミッタと、前記演算結果が前記上限制限値又は下限制限値に制限されたとき、前記演算結果が該当する前記上限制限値又は下限制限値に一致するよう前記積分演算値を修正する積分演算修正部と、を有するプロセス制御装置において、前記制御入力信号の変化方向と前記演算結果が前記上限制限値および下限制限値を越える方向とから前記制御入力信号の変化の正常又は異常を判定し、異常と判定したときに前記積分演算値の修正を禁止し、前記演算結果が前記上限制限値と下限制限値の間に戻ったとき、又は当該時点の制御入力信号が前記積分演算値の修正を禁止した時点より1時点前の制御入力信号レベルに達したとき、前記積分演算値修正の禁止を解除する積分演算修正判断部を有することを特徴とするプロセス制御装置。
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-010104
  • 特開平3-040102
  • 特開平4-195301

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