特許
J-GLOBAL ID:200903048891007157

鋼板の連続熱処理方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高野 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-232490
公開番号(公開出願番号):特開平11-061277
出願日: 1997年08月28日
公開日(公表日): 1999年03月05日
要約:
【要約】【課題】 鋼板の加熱コストを大きく上昇することなく、鋼板温度を変更した場合の応答性を高める。【解決手段】 輻射管式加熱炉、輻射管式加熱炉の入側に直火式加熱炉および直火式加熱炉の入側に直火式加熱炉の燃焼排ガスを用いる予熱炉を備えた鋼板の連続焼鈍設備において鋼板を熱処理するに際して、直火式加熱炉と予熱炉間、あるいはまた直火式加熱炉が複数の直火式加熱炉を備える場合には直火式加熱炉間の少なくとも一方に誘導加熱装置を設置して、鋼板の加熱は主に直火式加熱炉と輻射管式加熱炉を用いて行い、直火式加熱炉や輻射管式加熱炉の加熱負荷変更の際の温度制御の応答遅れ、あるいはまた直火式加熱炉や輻射管式加熱炉の加熱能力不足の場合に、誘導加熱で、前記応答遅れ、あるいはまた加熱能力不足を補償して熱処理する。鋼板表面の酸化の問題がなく、大容量の誘導加熱設備を必要とせず、誘導加熱による加熱コストの増加も少ない。
請求項(抜粋):
輻射管式加熱炉、前記輻射管式加熱炉の入側に直火式加熱炉および前記直火式加熱炉の入側に前記直火式加熱炉の燃焼排ガスを用いる予熱炉を備えた鋼板の連続焼鈍設備において鋼板を熱処理するに際して、前記直火式加熱炉と前記予熱炉間、あるいはまた前記直火式加熱炉が複数の直火式加熱炉を備える場合には直火式加熱炉間の少なくとも一方に誘導加熱装置を設置して、鋼板の加熱は、主に前記直火式加熱炉と前記輻射管式加熱炉を用いて行い、前記直火式加熱炉や前記輻射管式加熱炉における加熱負荷変更の際の温度制御の応答遅れ、あるいはまた前記直火式加熱炉や前記輻射管式加熱炉の加熱能力不足の場合に、前記誘導加熱装置による誘導加熱で前記応答遅れ、あるいはまた加熱能力不足を補償して熱処理することを特徴とする鋼板の連続熱処理方法。
IPC (5件):
C21D 9/56 101 ,  C21D 1/34 ,  C21D 1/42 ,  C21D 1/52 ,  C23C 2/02
FI (5件):
C21D 9/56 101 A ,  C21D 1/34 R ,  C21D 1/42 L ,  C21D 1/52 E ,  C23C 2/02

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