特許
J-GLOBAL ID:200903048891195093

車両懸架装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平田 義則 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-028845
公開番号(公開出願番号):特開平5-024426
出願日: 1991年02月22日
公開日(公表日): 1993年02月02日
要約:
【要約】【目的】 制御遅れによるばね上伝達特性の悪化を低減して乗り心地を向上させることができる車両懸架装置を提供すること。【構成】 減衰係数を変更可能に形成されたショックアブソーバ1と、ばね上速度を検出するための加速度センサ3と、ばね上-ばね下間の相対速度を検出するための荷重センサ4と、ばね上速度が0を越えて相対速度と異符号となった時に減衰係数を所定の低い値とする低減衰制御を行い、相対速度が0を越えてばね上速度と同符号となった時に減衰係数を所定の高い値とする高減衰制御を行うコントローラ2とを備えた車両懸架装置において、コントローラ2は、高減衰係数制御を行う条件が成立しても、ばね上振動周波数が所定の不動周波数よりも高い際には、減衰係数を中減衰係数とする高減衰回避制御を行うようにした。
請求項(抜粋):
車両のばね上とばね下との間に設けられ、減衰係数を変更可能に形成されたショックアブソーバと、ばね上速度を検出するばね上速度検出手段と、ばね上-ばね下間の相対速度を検出する相対速度検出手段と、両検出手段からの入力信号に基づき、ばね上速度が0を越えて相対速度と異符号となった時に減衰係数を所定の低い値とする低減衰制御を行い、相対速度が0を越えてばね上速度と同符号となった時に減衰係数を所定の高い値とする高減衰制御を行う減衰係数制御手段とを備えた車両懸架装置において、車両のばね上振動周波数を検出する周波数検出手段を設け、前記減衰係数制御手段が、前記高減衰係数制御を行う条件が成立しても、前記周波数検出手段で得られるばね上振動周波数が、ばね上共振周波数よりも高周波数域に存在して高減衰係数でも低減衰係数でもばね上伝達率が変化することのない所定の不動周波数よりも高い際には、減衰係数を所定の高い値まで高めない高減衰回避制御を行うようにしたことを特徴とする車両懸架装置。
IPC (2件):
B60G 17/015 ,  B60G 17/08

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