特許
J-GLOBAL ID:200903048895610583

インバータ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-271075
公開番号(公開出願番号):特開平9-117154
出願日: 1995年10月19日
公開日(公表日): 1997年05月02日
要約:
【要約】【課題】 起動電流の増大を抑制することにより、過電流保護回路が働いてしまうことを防止するインバータ装置を提供する。【解決手段】 多相の正弦波信号と振幅指令とを乗算して得られる多相の電圧指令に従ってインバータ回路を制御するに当たり、インバータ回路が電圧出力を開始する時点の位相指令、すなわち、起動位相を起動位相記憶手段に記憶させる一方、起動位相をシフトさせる位相シフト量を位相シフト量記憶手段に記憶させ、起動位相設定手段がそれぞれ記憶された位相シフト量と前回の起動位相とを加算し、得られた値を今回の位相指令の初期値とするものである。この場合、前回と同一方向に回転させる場合の位相シフト量と逆方向に回転させる場合の位相シフト量とを位相シフト量記憶手段に記憶させ、回転方向に応じてこれらを選択して使用する。
請求項(抜粋):
周波数要求と電圧要求とに比例する振幅指令を生成する振幅指令生成手段と、前記周波数要求を積分して位相指令を出力する積分手段と、前記位相指令に対応する位相を持った正弦波信号を含み、互いに一定値だけ位相が異なる多相の正弦波信号を発生する波形発生手段と、前記各正弦波信号と前記振幅指令とを乗算して多相の電圧指令を出力する乗算手段と、前記電圧指令に従って直流を交流に変換するためのインバータ回路を制御する変調器とを有するインバータ装置において、前記インバータ回路が電圧出力を開始する時点の前記位相指令を起動位相として記憶する起動位相記憶手段と、起動位相をシフトさせる位相シフト量を記憶する位相シフト量記憶手段と、前記起動位相記憶手段に記憶された前回の起動位相と前記位相シフト量記憶手段に記憶された位相シフト量とを加算し、得られた値を前記積分手段が出力する今回の位相指令の初期値とする起動位相設定手段とを備えたことを特徴とするインバータ装置。
IPC (3件):
H02M 7/48 ,  H02P 1/30 ,  H02P 7/63 302
FI (5件):
H02M 7/48 L ,  H02M 7/48 F ,  H02M 7/48 M ,  H02P 1/30 ,  H02P 7/63 302 D
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 特開平4-217874
  • 油圧エレベーターの駆動制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-189509   出願人:三菱電機株式会社
  • 特開平4-312384
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