特許
J-GLOBAL ID:200903048903978196
床制振システム
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
一色 健輔 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-060580
公開番号(公開出願番号):特開平10-252253
出願日: 1997年03月14日
公開日(公表日): 1998年09月22日
要約:
【要約】【課題】 構造簡単かつ設備施工が容易で、また小型でもあって安価であると共に、地震動のみならず日常生じる微細な振動に対しても高能率の減衰性能を発揮し、さらにTMDにおける固有周期調整にも融通性がある減衰手段を備えて、効果的に床を制振することができるTMDを備えた床制振システムを提供する。【解決手段】 床5の上下振動を共振現象で相殺して減衰させるべく床5上に、上下方向に弾発する圧縮コイルバネ2と上下方向力を減衰する減衰手段1とを併設するとともにそれらの上に付加質量体3を設置して構成したTMD8を設け、かつTMD8の減衰手段1を、床5と付加質量体3との間に水平に挟み込んでこれらの上下方向相対変位で剪断変形して減衰を生じる粘弾性材4とし、このように構成した減衰手段1および圧縮コイルバネ2を複数組備え、これらを付加質量体3の外縁部に沿って適宜間隔で配設した。
請求項(抜粋):
床の上下振動を抑制するための床制振システムにおいて、上記床の上下振動を共振現象で相殺して減衰させるべく該床上に、上下方向に弾発する弾性体と上下方向力を減衰する減衰手段とを併設するとともにそれらの上に付加質量体を設置して構成したダンパー機構を設け、かつ該ダンパー機構の上記減衰手段を、上記床と上記付加質量体との間に水平に挟み込んでこれらの上下方向相対変位で剪断変形して減衰を生じる粘弾性材としたことを特徴とする床制振システム。
IPC (2件):
E04F 15/18 601
, F16F 15/02
FI (2件):
E04F 15/18 601 G
, F16F 15/02 C
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