特許
J-GLOBAL ID:200903048912280479

渦巻状電極を有する筒型電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-007053
公開番号(公開出願番号):特開平5-198297
出願日: 1992年01月20日
公開日(公表日): 1993年08月06日
要約:
【要約】【目的】 渦巻状電極を有する筒型電池において、電極の巻ずれがなく、過電流が流れた時および異常温度上昇時に電流を遮断し温度下降時には再び使用可能とする機能を電池内部に持たせる。【構成】 正極2と負極4を電極シートとし、この間にセパレータ3を挟んだものを渦巻状にして有底円筒状の電池缶8に装填して、円筒型電池を構成する。ここで、正極2の中心部に中空筒状または柱状の心棒1を入れて電極シートの巻きずれをなくす。それとともに、この心棒1を電池温度の上昇または下降に応じて電気抵抗が増大または減少する素子で形成することにより、渦巻状の電極の真の温度を電極全体の範囲で正確かつ迅速に検出して、電池温度上昇時にはその増大した電気抵抗でより確実に電流を遮断して電池の安定性を確保する。また、電池温度が正常な電池性能を得られる温度に下がれば、電気抵抗の減少により電流が流れるようにし、再び使用可能にする。
請求項(抜粋):
電極シートから成る渦巻状電極を有し、該渦巻状電極の中心部に中空筒状または柱状の心棒を有し、その心棒が電池の高さ方向に該電極シートと同一あるいはそれ以上の長さを有して外部電極端子および該電極シートと接続され、かつ該心棒全体が電池温度上昇時に電気抵抗が増大しかつ電池温度が正常な電池性能を得られる温度に下がった場合には再び電気抵抗が減少する素子から成ることを特徴とする渦巻状電極を有する筒型電池。
IPC (4件):
H01M 2/34 ,  H01M 4/66 ,  H01M 10/28 ,  H01M 10/40

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