特許
J-GLOBAL ID:200903048912668884

既設柱列構造物の補修工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤井 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-230918
公開番号(公開出願番号):特開平6-129114
出願日: 1991年08月19日
公開日(公表日): 1994年05月10日
要約:
【要約】【目的】 現場作業を量的に少なくし、工期の短縮と省力化を図ると共に、作業時間や作業範囲を制限される現場において簡易に施工できる。【構成】 隣接する柱1,1間に、溝型の下部材3bを下床桁2上に建込んで固定した後、その上に上端部のアーチ部5の左右にジョイント凹部6を設けた上部材3aを建込んで相互の柱体部4,10を接合することにより、略方形枠状のプレキャスト鉄筋コンクリートからなる支持枠体3を建込み、柱体部4,10を左右の既成柱1に固定し、支持枠体3の上端面5’と上床桁2’間に仮載荷台34を介在させた後、既成柱1の上端部及びハンチ部1’をハツリ取り、このハツリ取り部分を含めて既成柱1の左右に隣接する支持枠体3,3の互いに隣合うジョイント凹部6,6間に鉄筋37を組立て、その周囲に型枠38を設置してその内部にプレパックドコンクリートを打設することにより新規なハンチ部39を成形し、このハンチ部39を介して支持枠体3と上床桁2’とを一体化するようにしたことを特徴としている。
請求項(抜粋):
鉄筋コンクリート柱を下床桁と上床桁との間に一定間隔で配列した既設柱列構造物における隣接する柱間に、上端部のアーチ部と下端部の底部との間の左右部に柱体部を設け、かつ前記アーチ部の左右にジョイント凹部を設けた略方形枠状のプレキャスト鉄筋コンクリートからなる支持枠体を建込み、前記底部を下床桁上に固定すると共に、前記柱体部を左右の既成柱に固定し、前記支持枠体の上端面と上床桁間に仮載荷台を介在させた後、前記既成柱の上端部及びハンチ部をハツリ取り、このハツリ取り部分を含めて前記既成柱の左右に隣接する支持枠体の互いに隣合う前記ジョイント凹部間に鉄筋を組立て、その周囲に型枠を設置してその内部にプレパックドコンクリートを打設することにより新規なハンチ部を成形し、このハンチ部を介して前記支持枠体と上床桁とを一体化することを特徴とする既設柱列構造物の補修工法。
IPC (3件):
E04G 23/02 ,  E04G 23/06 ,  E21D 11/08
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特公昭58-024576
  • 特開昭55-055774
  • 特開平3-025105

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