特許
J-GLOBAL ID:200903048917521075

固体撮像素子の信号読出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 牛久 健司 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-334228
公開番号(公開出願番号):特開平9-154067
出願日: 1995年11月30日
公開日(公表日): 1997年06月10日
要約:
【要約】【目的】 CCD10から出力される撮像信号VCCD のレベルが低い場合であっても良好な積分動作を行ない,CCD出力信号に含まれるノイズを低減する。【構成】 CCD10から出力される撮像信号VCCD には被写体像を表わす映像信号成分および映像信号の基準レベルとなるフィード・スルー信号成分を有している。ゲート回路12によりフィード・スルー信号成分を得,ゲート回路13により映像信号成分を得る。差動増幅回路14によりフィード・スルー信号成分と映像信号成分との差分を表わす信号を検出する。積分回路20において差分を表わす信号を積分する。積分回路20の積分係数は制御回路15により制御可能とされている。CCD10から出力される撮像信号VCCD のレベルが低くとも,積分係数を上げることにより,良好な積分ができる。良好な積分ができるので,他のノイズの影響を受けることなく積分により撮像信号VCCD に含まれる高域ノイズを減少できる。
請求項(抜粋):
光の照射量に応じた量の信号電荷を蓄積する多数の光電変換素子と上記光電変換素子に蓄積された信号電荷量に応じたレベルをもつ映像信号成分を増幅し,かつリセット・パルスが与えられることによりリセットされるフローティング・ディフュージョン増幅回路とを含み,所定のレベルをもつ第1の信号成分を上記リセット・パルスが与えられている期間の間上記フローティング・ディフュージョン増幅回路から出力し,上記映像信号成分に対する基準レベルをもつフィード・スルー信号成分を上記第1の信号成分の出力後に上記フローティング・ディフュージョン増幅回路から出力し,増幅された上記映像信号成分を上記フィード・スルー信号成分の出力後に上記フローティング・ディフュージョン増幅回路から出力する固体撮像素子,上記固体撮像素子から出力される信号成分のうち上記映像信号成分および上記フィード・スルー信号成分を抽出する信号成分抽出回路,上記信号成分抽出回路により抽出された上記映像信号成分と上記フィード・スルー信号成分との差分を表わす信号を検出して出力する差分信号検出回路,上記差分信号検出回路から出力される差分信号を積分する積分回路,ならびに与えられる制御信号に応じて,上記積分値が大きくなるように上記積分回路の積分係数を制御する積分係数制御手段,を備えた固体撮像素子の信号読出装置。
IPC (2件):
H04N 5/335 ,  H04N 9/07
FI (2件):
H04N 5/335 P ,  H04N 9/07 A
引用特許:
審査官引用 (3件)

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