特許
J-GLOBAL ID:200903048918112730

ベルレス高炉における鉱石、コークス混合装入方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小林 英一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-282076
公開番号(公開出願番号):特開平9-125112
出願日: 1995年10月30日
公開日(公表日): 1997年05月13日
要約:
【要約】【課 題】 高炉内にコークス層と交互に形成される鉱石層の通気性を向上して鉱石の溶解を促進する。【解決手段】 高炉内に鉱石を装入する段階で、当該鉱石装入前に炉内に形成した炉周辺部から炉中心部に向けて低くなる表面傾斜角θが5度以上、25度以下のコークス層上に、炉頂ホッパから鉱石(O)とコークス(C)の一部とを混合させた状態で排出し、旋回シュート14の底面を流れる鉱石上にコークスを再偏析させつつ、該シュート14を炉中心部から周辺部に傾動して装入することにより、炉内に装入された鉱石層Oに、縦方向にスリット状に形成される再偏析コークス層C1 を炉半径方向に分布させる。
請求項(抜粋):
高炉のベルレス装入装置に配置した炉頂ホッパから旋回シュートを介して炉内に鉱石とコークスとを交互に層状に装入する方法において、炉内に鉱石を装入する段階で、当該鉱石装入前に炉内に形成した炉周辺部から炉中心部に向け低くなる表面傾斜角度θが5度以上、25度以下のコークス層上に、炉頂ホッパから鉱石(O)とコークス(C)の一部とを混合させた状態で排出し、旋回シュートを流れる鉱石上にコークスを再偏析させつつ該シュートを炉中心部から周辺部に向けて傾動して装入することにより、炉内に装入された鉱石層に、縦方向にスリット状に形成される再偏析コークス層の炉半径方向の幅厚さDWfを装入レベルの炉口半径RO により無次元化した無次元再偏析層幅厚さDWf /RO を0.01以上0.04以下として、炉半径方向に分布させることを特徴とするベルレス高炉における鉱石、コークス混合装入方法。

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