特許
J-GLOBAL ID:200903048920989126

電解水の生成装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 芳春
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-104234
公開番号(公開出願番号):特開平6-312184
出願日: 1993年04月30日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 PH値、イオン濃度、電気伝導度等が一定な電解イオン水が安定して、しかも大量に得られる電解水生成装置の提供である。【構成】 電解槽1の室内を隔膜2によって陰極室31と陽極室41とに分割して各々に電極3,4を設け、電解槽1内に供給される原水を陰陽極電極3,4間の通電によって電気分解し、陰極室31にアルカリイオン水,陽極室41に酸性水を連続的に生成する。前記電解槽1に供給する原水の流路に、流量制御バルブ6および流量計7を設け、食塩水貯水タンク8,定量ポンプ9、及び注入装置10より成る食塩水を供給添加する供給手段を設け、該バルブ6及び供給手段10を通過した原水を前記電解槽1に供給して電解する。電解水はアルカリイオン水を配管13,酸性水を配管14を通して流出させ、各々の管路に設けた吐水と排水の切換えをする三方弁15,16を介して吐水し、排水管17から排水する。酸性水管路にはORPセンサ19,流量計18が設けられ、この検出信号をCPU20に入力して流量制御バルブ9の制御および三方弁15,16の切換制御をする。
請求項(抜粋):
電解槽内を隔膜によって陰極室と陽極室とに分割して各々に電極を設け、該電極間に所定電圧を印加する電解電源を設け、前記電解槽内に供給される原水を電極間の通電によって電解し陰極室にアルカリイオン水,陽極室に酸性水を生成するにあたり、前記電解槽に供給する原水の流路もしくは電解槽から吐出する吐出水流路に流量制御装置を設け、前記電解槽に供給する原水中に塩素系電解質水溶液を定量供給添加する供給手段を設けるとともに、更に前記原水もしくは電解吐出水の流量を測定する流量計を設け、該流量計の測定によって前記流量制御装置を制御することにより原水もしくは吐出水の流量を所定の一定量に制御し、前記供給手段によって塩素系電解質水溶液を定量添加混合した原水を前記電解槽に供給流通させながら電解するようにした装置において、前記電解槽における電解状態もしくは電解槽からの吐出水の電解度合を検出する検出センサを設けるとともに、前記電解槽から吐出する電解吐出水の流路に吐水と排水とを切換える切換バルブを設け、前記検出センサの検出信号によって前記電解吐出水の電解度合が所定範囲内のとき吐水に所定範囲外のとき排水に前記バルブの切換えを行う制御装置を設けたことを特徴とする電解水の生成装置。

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