特許
J-GLOBAL ID:200903048921136690
湿式スプリンクラーシステム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
田代 烝治 (外1名)
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP1999001899
公開番号(公開出願番号):WO2000-061238
出願日: 1999年04月09日
公開日(公表日): 2000年10月19日
要約:
【要約】本発明は、火災時における迅速なスプリンクラーによる消火動作を確保しつつ、スプリンクラーヘッドの誤作動時の水による損害を防止することのできる湿式スプリンクラーシステムであり、水供給手段16からスプリンクラーヘッド12への水供給路を構成する送水配管20の二次側配管部24の上部位置に連通して管路を設け、該管路52に前記二次側配管部24の内部を前記二次側配管部24の上部位置から吸引する吸引手段(電磁弁54及び吸引ポンプ50)を設け、これら管路52、吸引手段50及び電磁弁54により負圧状態確保部を構成している。そして、水を充填した状態を常態とする前記二次側配管部24内の水は、前記吸引手段の吸引動作により負圧とされ、この負圧状態が常態とされる。これにより、スプリンクラーヘッド12の誤作動時に二次側配管部内の水が無用に放出されることがない。
請求項(抜粋):
個別作動式のスプリンクラーヘッドと、 該スプリンクラーヘッドへ水の供給を行うための水供給手段と、 該水供給手段へ連結された一次側配管部、前記スプリンクラーヘッドへ連結された二次側配管部及び前記一次側配管部と前記二次側配管部との間を閉状態を常態として仕切る弁部を有し前記水供給手段から前記スプリンクラーヘッドへの水供給路を構成する送水配管と、 火災状態を感知して火災信号を送出する火災感知手段と、 前記火災信号に基づいて前記水供給手段及び弁部の開閉を制御する制御部と、 を具備し、前記送水配管内の前記一次側配管部と前記二次側配管部の双方に水を充填させた状態を常態とする湿式スプリンクラーシステムにおいて、 前記二次側配管部内に充填された水を負圧状態に維持する負圧状態確保部を有し、 この負圧状態が常態とされることを特徴とする湿式スプリンクラーシステム。
IPC (2件):
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