特許

J-GLOBAL ID：200903048921288270

フラン環と環縮合した1,2-ジオキセタン誘導体

発明者： 松本 正勝 ,  渡辺 信子 ,  小林 久子 ,  伊川 博
出願人/特許権者： 松本 正勝 ,  富士レビオ株式会社
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-337704
公開番号（公開出願番号）：特開平9-216887
出願日： 1996年12月04日
公開日（公表日）： 1997年08月19日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 熱安定性を有し、化学発光基質となりうるフラン環と環縮合した1,2-ジオキセタン誘導体。【解決手段】 一般式で表される1,2-ジオキセタン誘導体(式中、R1 、R2 、R3 、R4 及びR5 は水素原子、低級アルキル基又はアリール基である。また、R2 とR3 及びR4 とR5 は一体となり、環状アルキル基を形成することもできる。R6 はヒドロキシル基、低級アルコキシル基、アラルキルオキシ基、-OSi(R8 R9 R10)(ただし、R8 、R9 及びR10は互いに独立に低級アルキル基である)又はリン酸塩基であり、R7 は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基又はアルコキシル基である。)。【効果】 公知のAMPPDに比べ熱安定性が高く、発光量も同等ないしはそれ以上である。

請求項（抜粋）：

一般式【化1】で表される1,2-ジオキセタン誘導体(式中、R1 、R2 、R3 、R4 及びR5 は水素原子、アルキル基又はアリール基である。また、R2 とR3 及びR4 とR5 は一体となり、環状アルキル基を形成することもできる。R6 はヒドロキシル基、アルコキシル基、アラルキルオキシ基、-OSi(R8 R9 R10)(ただし、R8 、R9 及びR10は互いに独立にアルキル基である。)又はリン酸塩基であり、R7 は水素原子、ハロゲン原子、アルキル基又はアルコキシル基である。)。

IPC (9件)：

C07D493/04 101 ,  C07F 7/18 ,  C07F 9/6561 ,  C09K 11/06 ,  C12Q 1/42 ,  G01N 21/78 ,  C07D493/04 ,  C07D307:06 ,  C07D321:00

FI (6件)：

C07D493/04 101 C ,  C07F 7/18 A ,  C07F 9/6561 Z ,  C09K 11/06 Z ,  C12Q 1/42 ,  G01N 21/78 C

引用特許：

審査官引用 (4件)

• 特公平5-021918
  
• 特公平5-045590
  
• 特公平5-021918
  
• 特公平5-045590
  

引用文献：

審査官引用 (1件)

• J. Org. Chem., 1991, 56, p.4017-4027