特許
J-GLOBAL ID:200903048930833582

蛍光性N-ヌクレオシド及び蛍光性N-ヌクレオシド構造類似体の応用

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 清水 初志
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-507174
公開番号(公開出願番号):特表平9-505556
出願日: 1994年08月18日
公開日(公表日): 1997年06月03日
要約:
【要約】生理的条件下で本来的に蛍光性を有する、RNAおよびDNAに通常存在する6つの非蛍光N-ヌクレオシドの構造類似体が同定され、それらの製造方法が提供された。該類似体は、酵素的または化学的合成によって、DNAまたは/およびRNAオリゴヌクレオチド中に取り込まれ、規定された配列を有する蛍光オリゴヌクレオチドが製造される。そのような類似配列は、該蛍光オリゴヌクレオチドがハイブリダイズできる鋳型または標的DNAもしくはRNA配列と、同一であるかまたは類似した相補体である。本発明のRNAまたはDNAオリゴヌクレオチドプローブを供給する方法、該方法に用いられる中間体、オリゴヌクレオチドの増幅、検出、同定、および/またはハイブリダイゼーションアッセイに本発明のプローブを用いる方法もまた提供される。
請求項(抜粋):
以下の構造を有する蛍光性ヌクレオシド、またはその構造類似体。ここで、X1、X2、X3、X4、X5、およびX6は、N、O、C、S、またはSiであり、X1、X2、X3、X4、X5、およびX6のうち少なくとも一つは、Nであり、R4は、検出可能な標識で誘導体化されうる反応性基であり、R5はHまたはR4とのエテノ結合の一部であり、R6は、H、NH2、SHまたは=Oであり、R8とR9は、水素、メチル、臭素、フッ素またはよう素;アルキルまたは芳香族置換体;アミド、チオエステルまたはジスルフィド結合を含む結合性分子、またはxが1以上25以下の整数で、R1とR2は、H、OH、アルキル、アクリル、アシル、アミド、チオエーテルまたはジスルフィドであるR1-(CH2)x-R2のようなそれらの組み合わせであり、R10は、水素、酸感受性/塩基安定性のブロッキング基またはリン誘導体であり、R11とR13は水素であり、R12は、水素、OH、3’アミノ、3’アジゾ、3’チオール、3’不飽和または3’リン誘導体であり、R14は、水素、OHまたはOR3(R3は反応性基、保護基、または付加的な蛍光団)である。
IPC (4件):
C07H 19/06 ,  C07H 19/16 ,  C12Q 1/68 ZNA ,  C12N 15/09
FI (4件):
C07H 19/06 ,  C07H 19/16 ,  C12Q 1/68 ZNA A ,  C12N 15/00 A
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭58-040099

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