特許
J-GLOBAL ID:200903048934177078

ミシンの下糸の自動補充方法とその装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 松野 英彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-247504
公開番号(公開出願番号):特開平7-075695
出願日: 1993年09月07日
公開日(公表日): 1995年03月20日
要約:
【要約】【目的】 下糸ボビンに下糸を補充し且つ下糸束から切り離し、また下糸の補充されたボビンをボビンケースに収めて且つ下糸の端部をボビンケースに対してミシンで使用可能な状態に自動的にセットする。【構成】 下糸の消費され取り外されたボビンを下糸巻きモータで回動される支軸で支え、下糸先端を第1チャックで把持した状態でクランク機構で支軸上のボビンの周りで下糸を挿通した巻始めパイプ片を周動させて下糸先端部分の巻き止めを行う。その後、第1チャックを開放して、下糸巻きモータを回転させて所定量巻く。下糸束から切り離す時は、第1チャックの他に第2チャックで下糸を把持して切断手段で把持されている間で切断する。下糸の補充巻きされたボビンは、ボビンケースに戻してからボビンケースを所定角旋回し、下糸端部を第2チャックでケース開口端縁に押しつけながらケースの旋回戻しをして、糸出し穴にかけて斜めに形成されたスリットに下糸端部を通し、プッシャーで更に押して糸出し穴に導いてミシンでの使用可能状態にする。
請求項(抜粋):
ミシンのかま内に下糸ボビンケースに収めて装着される下糸ボビンに新たに下糸を補充するものであって、糸巻きモータによって回動される支軸上に下糸ボビンを嵌着する工程と、上記支軸の一側部において補充下糸の始端を第1チャックで止めておいて補充下糸束からの下糸を通した巻始めパイプ片を該支軸上の下糸ボビンの周りを複数回周動させる巻始めユニットによって下糸巻始めを行う工程と、上記第1チャックを開放してから上記糸巻きモータを回転させて上記ボビンに下糸を巻きつけ補充する工程と、巻きつけ補充後に巻き終わり側の下糸を上記第1チャックと別の第2チャックではさんで支持してそれらの間で切断手段によって切り離す工程とからなることを特徴とするミシンの下糸の自動補充方法。

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