特許
J-GLOBAL ID:200903048939895955

焦点検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 冬紀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-214063
公開番号(公開出願番号):特開平8-075996
出願日: 1994年09月07日
公開日(公表日): 1996年03月22日
要約:
【要約】【目的】 一対の光電変換素子列から出力された信号列の不均一性を補正するのに必要なデータ量を少なくする。【構成】 焦点検出装置に適用され、均一輝度面に対するイメージセンサーアレイの出力信号の不均一性を除去するための真の補正係数と、光学設計値に基づいて理論的に算出された予想補正係数との差分量を予め記憶しておく。また、ハーフミラーの影響による一対の信号列間のバランス乱れに関するバランス値を記憶し、さらに、一対の信号列を複数の領域に分割し、各分割領域ごとの差分量のオフセット値を算出する。そして、オフセット値が所定ビット数以下になるように、オフセット値を圧縮係数で割った値と圧縮係数とを予め記憶する。不均一性補正回路は、予想補正係数、差分量、バランス値およびオフセット値に基づいて最終的なデフォーカス量を算出する。
請求項(抜粋):
それぞれ複数の光電変換素子からなり、被写体像の光強度分布に応じた信号列を出力する一対の光電変換素子列と、撮影レンズに入射された被写体からの光束を分離して前記一対の光電変換素子列に導き、前記一対の光電変換素子列上に被写体像を結像する焦点検出光学系と、前記一対の光電変換素子列から出力された各信号列に基づいて前記撮影レンズの焦点調節状態を示すデフォーカス量を演算する焦点検出演算手段とを備えた焦点検出装置において、均一輝度の被写体からの光束を前記一対の光電変換素子列に導いた場合における該一対の光電変換素子列のうち少なくともいずれか一方から出力される信号列を予測し、該予測した信号列に含まれる複数の出力信号を均一にするための予想補正係数を前記出力信号ごとに記憶する不均一性特性記憶手段と、均一輝度の被写体からの光束を前記一対の光電変換素子列に導いた場合における該一対の光電変換素子列から出力される各信号列に含まれる複数の出力信号を均一にするための真の補正係数と、前記予想補正係数との差分に関連する値を前記出力信号ごとに記憶する補正係数記憶手段と、前記予想補正係数と前記差分に関連する値とに基づいて、前記一対の光電変換素子列から出力される各信号列を補正して補正信号列を作成する不均一性補正手段とを備え、前記焦点検出演算手段は、前記補正信号列に基づいて前記デフォーカス量を演算することを特徴とする焦点検出装置。
IPC (2件):
G02B 7/28 ,  G03B 13/36
FI (2件):
G02B 7/11 N ,  G03B 3/00 A

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