特許
J-GLOBAL ID:200903048944960021
有機塩素化合物の測定方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
北川 治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-310853
公開番号(公開出願番号):特開2003-121428
出願日: 2001年10月09日
公開日(公表日): 2003年04月23日
要約:
【要約】【課題】 試料中の有機塩素化合物を抽出して有機塩素を無機化した後、これを分析して全塩素量を定量する測定方法において、有機塩素の無機化に必要な一連の操作を1本の反応管中で連続的かつ簡易に実行可能とする。【解決手段】 (1)ヒータと送気手段とを備えた反応管の下流域に凝縮用担体を、中流域に酸化銅を、上流域に有機塩素化合物を含む有機溶媒を含浸させた綿状担体を充填し、(2)酸化銅を高温に保持したもとで、上流側から空気を送りながら、綿状担体を加熱し有機塩素化合物を気化させて酸化銅と反応させ、(3)生成した塩化銅を凝縮用担体上に凝縮固化させ、その後溶剤で洗い出して適宜な方法で銅イオン量を測定する。
請求項(抜粋):
試料中の有機塩素化合物を揮発性の有機溶媒を用いて抽出した後、該有機溶媒に含まれる有機塩素を酸化銅と反応させて無機化(塩化銅)し、この塩化銅を分析して全塩素量を定量する測定方法であって、以下の(1)〜(3)のプロセスを含むことを特徴とする有機塩素化合物の測定方法。(1)ヒータと送気手段とを備えた反応管の下流の冷却域には凝縮用担体を、中流の反応域には酸化銅をそれぞれ充填し、その上流の試料域に、有機塩素化合物を含む有機溶媒を綿状担体に含浸させて充填する充填プロセス。(2)まず反応域をヒータで加熱して酸化銅を必要な高温に保持し、次いで送気手段による反応管の上流側から下流側への送気を伴って、試料域を加熱して有機塩素化合物を気化させ反応域へ移動させる気化・移動プロセス。(3)有機塩素化合物を反応域通過中に酸化銅と反応させて塩化銅を生成させ、次いで加熱していない冷却域においてこの塩化銅を凝縮用担体及び反応管壁部上に凝縮固化させ、その後溶剤で洗い出して適宜な方法で銅イオン量を測定する反応・分析プロセス。
IPC (3件):
G01N 31/00
, G01N 1/36
, G01N 31/10
FI (3件):
G01N 31/00 V
, G01N 31/10
, G01N 1/28 Z
Fターム (14件):
2G042AA01
, 2G042BD02
, 2G042DA07
, 2G042EA03
, 2G042FB05
, 2G042HA02
, 2G052AB01
, 2G052CA14
, 2G052EB01
, 2G052EB04
, 2G052EB05
, 2G052EB11
, 2G052FD09
, 2G052GA28
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