特許
J-GLOBAL ID:200903048948509758
高温強度特性に優れる鉄骨建築用高耐候性鋼材の製造方法
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
穂上 照忠
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-337470
公開番号(公開出願番号):特開平5-171265
出願日: 1991年12月20日
公開日(公表日): 1993年07月09日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】高温での強度に優れ、溶接性および耐候性にも優れた鉄骨建築用鋼材の製造。【構成】C:0.03〜0.15%、Si:0.05〜0.90%、Mn:0.30〜2.00%、P:0.01〜0.10%、Mo:0.05〜0.60%、Cr:0.1〜2.0 %、Ni:0.1〜0.5 %、Cu: 0.1〜1.0 %、sol.Al:0.005 〜0.1 %を含有し、残部はFeと不可避不純物からなり、かつ下記?@式で表されるMo* が 0.4以上で、下記?A式で表されるPCMが0.25以下である鋼を素材とし、1000〜1250°Cで加熱し、再結晶温度域で30%以上の圧延を行い、表層を面積率で80%以上がベイナイトの組織とする。Mo* (%)=Mo+1.5 C+( 0.8+3Mo)V+(2+5Mo)Nb・・・?@PCM(%)=C+(Si/30) +(Mn/20) +(Cu/20) +(Ni/60)+(Cr/20) +(Mo/15)+ (V/10)+5B・・・?A式中の元素記号はその含有量(重量%)を表す。
請求項(抜粋):
重量%で、C:0.03〜0.15%、Si:0.05〜0.90%、Mn:0.30〜2.00%、P:0.01〜0.10%、Mo:0.05〜0.60%、Cr:0.1〜2.0 %、Ni:0.1〜0.5 %、Cu: 0.1〜1.0 %、sol.Al:0.005〜0.1 %を含有し、残部はFeと不可避不純物からなり、かつ下記?@で表されるMo* が 0.4%以上で、下記?A式で表されるPCMが0.25%以下である鋼を、1000〜1250°Cで加熱し、再結晶温度域で30%以上の圧延を行い、圧延材の表面温度が下記?B式で表される Ar3変態点以上である温度域で圧延を終了し、次いで Ar3変態点以上の温度から表面温度が 300〜550 °Cとなる温度まで空冷以上の冷却速度で冷却して大部分をフェライトとパーライトの混合組織とするとともに、少なくとも表面を面積率で80%以上のベイナイトを含む組織となすことを特徴とする高温強度に優れる鉄骨建築用高耐候性鋼材の製造方法。 Mo* (%)=Mo+1.5 C ・・・?@ PCM (%) =C+(Si/30) +(Mn/20) +(Cu/20) +(Ni/60) +(Cr/20) +(Mo/15) ・・・?A Ar3(°C) = 910-310 C-80Mn-20Cu-55Ni+0.35(t-8) ・・・?B式中の元素記号はその含有量 (重量%) を表し、?B式のtは板厚(mm)を表す。
IPC (3件):
C21D 8/00
, C22C 38/00 301
, C22C 38/44
引用特許:
前のページに戻る