特許
J-GLOBAL ID:200903048959548356

正面フライス用のスロ-アウェイチップ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-266188
公開番号(公開出願番号):特開平8-108310
出願日: 1994年10月05日
公開日(公表日): 1996年04月30日
要約:
【要約】【目的】 コーナ角がほぼ0 ゚となる直角肩削り用の正面フライスに装着されるスローアウェイチップの切削性能の改善を図る。【構成】 正方形をなすポジタイプのスローアウェイチップ1において、切れ刃部はボス面4より低位に配設される。主切れ刃5とコーナ刃6との間には中凸状円弧をした副切れ刃7を、主切れ刃5となす角度δが0.5 ゚〜2 ゚となるように形成して、加工面あらさの向上を図る。ブレーカ溝8は、コーナ部での傾斜角θ1が主切れ刃5での傾斜角θ2と同一もしくはそれ以下にして、コーナ部での耐欠損性の低下を防ぐ。ブレーカ溝8の長手方向に波状の凹凸面を設けることにより、切りくず擦過による摩擦力を軽減して、切削抵抗の増大を抑制する。
請求項(抜粋):
コーナ角γがほぼ0 ゚となるように形成された直角肩削り用の正面フライス11に装着される正方形平板状のスローアウェイチップ1であって、このスローアウェイチップ1は外周に逃げの付与されたポジタイプであり、上面2は、中央部に配された主たる平面であるボス面4と、その外側に前記ボス面4より僅かに低位にあるように配設された切れ刃部とによって構成され、前記切れ刃部は、外縁の4辺からなる主切れ刃5と、隅部に形成される円弧状のコーナ刃6と、前記主切れ刃5とコーナ刃6との間にあって正面フライス11に装着されたときに少なくとも正面切れ刃となる側には主切れ刃5となす角度δが0.5 ゚〜2 ゚となるように形成された中凸状円弧からなる副切れ刃7と、各切れ刃に沿うブレーカ溝8とからなり、前記ブレーカ溝8は、少なくとも、切れ刃より中央部に向かって次第に低位となるように傾斜する傾斜面9と、ボス面4に向かって立ち上がる傾斜面10からなり、コーナ部における傾斜面9の傾斜角θ1は主切れ刃5における傾斜面9の傾斜角θ2と同一もしくはそれよりも小さいことを特徴とする正面フライス用のスローアウェイチップ。
IPC (2件):
B23C 5/20 ,  B23C 5/06
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-294917

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