特許
J-GLOBAL ID:200903048960017313

クラッド鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 横井 幸喜
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-056599
公開番号(公開出願番号):特開平5-220587
出願日: 1992年02月10日
公開日(公表日): 1993年08月31日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 簡便な溶射装置を使用して、気孔のないNi溶射層からなる中間材を形成して、クラッド鋼を能率よく製造する。【構成】 炭素鋼または低合金鋼を母材とし、この母材よりも耐食性に優れた金属板を合材とするとともに、前記母材および合材の接合面間に中間材を介在させて、母材と合材とを熱間圧延によって接合するクラッド鋼の製造方法において、B含有量が4〜8重量%のNi-B合金粉末、または、Si含有量が30〜50重量%のNi-Si合金粉末を80重量%以上含む粉末2を、Niを材料とするさや部材3,3b,3cで被覆してアーク溶射用ワイヤ1とし、このワイヤを用いて前記母材または合材の接合面の少なくとも一方に溶射層を形成して中間材とする。【効果】 中間材として、気孔の影響の少ないNi 合金層を溶射して形成することができ、接合強度に優れたクラッド鋼板を能率よく製造することが可能となる。
請求項(抜粋):
炭素鋼または低合金鋼を母材とし、この母材よりも耐食性に優れた金属板を合材とするとともに、前記母材および合材の接合面間に中間材を介在させて、母材と合材とを熱間圧延によって接合するクラッド鋼の製造方法において、B含有量が4〜8重量%のNi-B合金粉末を80重量%以上含む粉末を、Niを材料とするさや部材で被覆してアーク溶射用ワイヤとし、このワイヤを用いて前記母材または合材の接合面の少なくとも一方に溶射層を形成して中間材とすることを特徴とするクラッド鋼の製造方法
IPC (6件):
B23K 20/04 ,  B21B 1/22 ,  B23K 35/30 340 ,  C22C 19/03 ,  C23C 4/06 ,  C23C 4/10

前のページに戻る