特許
J-GLOBAL ID:200903048961838000

電力融通装置の始動方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 外川 英明
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-016472
公開番号(公開出願番号):特開2001-211550
出願日: 2000年01月26日
公開日(公表日): 2001年08月03日
要約:
【要約】【課題】 始動用回転機を必要せず、運転時の損失を低減することのできる電力融通装置を提供する。【解決手段】 周波数の異なる2つの電力系統間に設けられ、1次巻線を一方の電力系統に接続し、2次巻線を他方の電力系統に接続した第1の誘導機と、1次巻線を前記第1の誘導機の1次巻線(または2次巻線)に並列に接続し、2次巻線を静止形電力変換器を介して前記第1の誘導機の2次巻線(または1次巻線)に接続し、かつ回転子を前記第1の誘導機の回転子に機械的に結合した第2の誘導機から電力融通装置を構成し、第1の誘動機の1次巻線を短絡した状態で2次巻線に静止形電力変換器から可変周波数電流を供給して始動する。
請求項(抜粋):
周波数が異なる対向する2つの電力系統間に設けられたものであって、1次巻線同士、2次巻線同士を並列接続したうえでそれぞれ対向する電力系統に接続すると共に、回転子を同軸的に結合した第1および第2の巻線形誘動機と、一方の誘動機の2次巻線と電力系統間に介挿した静止形電力変換器とを備え、運用時この静止形電力変換器により誘動機の回転速度を制御することにより対向する電力系統間の潮流を制御するようにした電力融通装置において、電力融通装置を始動するに際し、いずれか一方の誘導機の1次巻線または2次巻線を三相短絡した状態で、当該機の2次巻線または1次巻線に前記静止形電力変換器から可変周波数電流を通電することにより回転子を同期速度近辺まで昇速し、その後前記静止形電力変換器によって回転速度を制御し、同期をとって第1の誘導機および第2の誘導機を系統に並列することを特徴とする電力融通装置の始動方法。
IPC (3件):
H02J 3/34 ,  G05F 1/66 ,  G05F 1/70
FI (3件):
H02J 3/34 ,  G05F 1/66 Z ,  G05F 1/70 Q
Fターム (10件):
5G066CA01 ,  5H420BB00 ,  5H420BB14 ,  5H420CC04 ,  5H420DD03 ,  5H420DD06 ,  5H420EA47 ,  5H420EB38 ,  5H420EB39 ,  5H420EB40

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