特許
J-GLOBAL ID:200903048962212261
プログラムがROMに記録されているマイコンシステムにおけるメンテナンス方法、そのマイコンシステムに用いられる中央処理装置、キャッシュシステム、及びマイコンシステムの応用装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
中島 司朗
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-190220
公開番号(公開出願番号):特開平11-039153
出願日: 1997年07月15日
公開日(公表日): 1999年02月12日
要約:
【要約】【課題】 ROMに記録されたアプリケーションプログラム実行時のいかなるタイミングからでも、パッチ処理を起動することができるマイコンシステムを提供する。【解決手段】 メインモジュール12は通信回線インターフェィス2を介してブレークポイントと、ジャンプ命令と、パッチ処理ユーティリティとからなるバージョンアップデータをRAM5のスーパーバイザエントリー領域6上にダウンロードする。パッチ初期化モジュール13は、そのブレークポイントのアドレスにおいてハードウェアブレークを発生させるよう、ブレークポイントをCPU4に設定する。ブレークポイントが設定された後、CPU4はアプリケーションプログラム14を一命令ずつ実行する。命令実行においてブレークポイントに到達すると、CPU4はハードウェアブレークを行い、RAM5上のスーパーバイザエントリー領域6に配置されたジャンプ命令を介してパッチ処理ユーティリティを実行する。
請求項(抜粋):
複数の命令からなる制御用プログラムが記録されたROMと、RAMと、所定の第1アドレスにおいてブレークし、第2アドレスへと分岐するブレーク機能を備える中央処理装置とを有するマイコンシステムにおけるメンテナンス方法であって、ROMにおいて制御用プログラムが記録されている領域内の何れかのアドレスと、パッチ処理ユーティリティとを含むバージョンアップデータを外部からダウンロードするダウンロードステップと、バージョンアップデータが外部からダウンロードされると、それに含まれているブレークアドレスを第1アドレスとして中央処理装置に設定するブレークアドレス設定ステップと、バージョンアップデータに含まれているパッチ処理ユーティリティをRAM上の第2アドレスから始まる領域に書き込む書込ステップとを有することを特徴とするメンテナンス方法。
IPC (2件):
G06F 9/06 540
, G06F 11/28 330
FI (2件):
G06F 9/06 540 Q
, G06F 11/28 330 C
前のページに戻る