特許
J-GLOBAL ID:200903048964718499

情報処理装置のフアイル管理方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内原 晋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-269888
公開番号(公開出願番号):特開平5-108443
出願日: 1991年10月18日
公開日(公表日): 1993年04月30日
要約:
【要約】【構成】ディスク装置50に格納されているディスクボリューム51のボリュームラベル52とディレクトリファイル55とを二重化した副系を副系ラベルファイル25としてディスク装置50とは別のディスク装置20に格納し、正系のディスク装置50に障害が発生しても副系を利用してデータファイル参照処理を継続できるようにする。【効果】副系ボリュームラベルと副系ディレクトリファイルによりデータファイルへの参照処理を容易に代替できるようになり、ボリュームラベル及びディレクトリファイルが正しく参照できなかった場合でもデータファイル参照処理を異常終了させず継続する事ができ、ディスクボリューム全体のデータ損失を防止する。
請求項(抜粋):
システム全体を制御し全ての処理を実行する中央処理装置と、命令やユーザプログラムを記憶する記憶装置と、処理結果を表示する表示装置と、処理する情報を格納する複数台のディスク装置とを有する情報処理装置のファイル管理方式において、前記ユーザープログラムが参照するデータファイルを格納するディスク装置内のディスクボリュームのボリュームラベルとディレクトリファイルを二重化し、副系を1つのデータファイルに格納した副系ラベルファイルを前記ディスク装置とは別のディスク装置内のディスクボーリューム内に備え、前記記憶装置内に格納されているユーザプログラムから参照するデータファイルを格納するディスクボリューム名を入力し、前記ディスク装置に格納されているディスクボリュームのボリュームラベルを参照して前記ボリューム名を入力し、前記ユーザプログラムから入力したボリューム名と比較してディレクトリファイル開始アドレスを取得するボリュームラベル認識手段と、前記ボリュームラベル認識手段がボリュームラベルから取得したディレクトリファイル開始アドレスと前記ユーザプログラムから参照するデータファイルのファイル名を入力して前記ディスクボリュームのディレクトリファイルを参照し、ファイル名に対応するディレクトリ情報を取得するディレクトリファイル認識手段と、前記ボリュームラベル認識手段のボリュームラベルの認識結果と前記ディレクトリファイル認識手段のディレクトリファイルの認識結果が正常かどうかを判定する結果判定手段と、前記ユーザプログラムが参照するデータファイルのディレクトリ情報を取得し、そのディレクトリ情報をもとにデータファイルを参照するデータファイル参照手段と、前記結果判定手段による判定結果が異常であるとき、前記記憶装置内に前記副系ラベルファイルを格納するディスクボリュームのボリューム名と前記副系ラベルファイルのファイル名と前記副系ラベルファイルのディレクトリ情報を格納した副系ラベル情報を複数格納できるように設けられた副系ラベル管理テーブルから前記副系ラベルファイルを格納するディスクボリュームのボリューム名と前記副系ラベルファイルのファイル名と前記副系ラベルファイルのディレクトリ情報を取得する副系ラベル管理テーブル認識手段と、前記副系ラベル管理テーブル認識手段が前記副系ラベル管理テーブルから取得した情報をもとに前記副系ラベルファイルを参照し、副系のボリュームラベル及びディレクトリファイルからデータファイルのディレクトリ情報を入力して前記データファイル参照手段へ渡し、ファイル参照処理を副系のボリュームラベル及びディレクトリファイルにより代替させる副系ラベルファイル認識手段と、前記副系ラベルファイルが正しく認識できなかった場合にはボリュームラベルとディレクトリファイルが認識不可能の状態であるので、その旨のエラーメッセージを生成して前記表示装置へ表示させるメッセージ出力手段とを具備することを特徴とする情報処理装置のファイル管理方式。
IPC (2件):
G06F 12/00 531 ,  G06F 12/00 520

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